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【東京】

若者よ 酒の席で選挙も語ろう  居酒屋に投票日入りコースター 世田谷区選管

2009年6月12日

居酒屋で使われるコースターのデザイン(区提供)

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 世田谷区選挙管理委員会は都議選が告示される来月三日から、区内の居酒屋十七店舗で、投票日が大きく書かれたコースターを使ってもらう。低迷する若者の投票率アップが狙いで、二十三区では初めての試み。

 居酒屋の「庄や」や「やるき茶屋」を経営する大庄(品川区)が協力。四角いコースターには、区選挙マスコット「セーボー」と赤字で都議選の投票日が書かれており、告示の三日から投票日前日の十一日まで、使ってもらう。店内には都議選のポスターも張る。

 世田谷区は国士舘大や東京農業大などがあり、若者も多い。四年前の都議選では、区内の投票率は42・17%だったが、二十代は20・97%と低かった。

 区選管の担当者は「お酒を飲みながら、都議選や政治の話で盛り上がって、投票につながってくれれば」と期待している。 (小川慎一)

 

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