大阪・院長ら内科医6人一斉退職 泉大津市立病院大阪府泉大津市の市立病院で、飯田さよみ院長(59)ら内科医6人が6月末で一斉に退職することが12日、分かった。病院は後任の医師の確保を急いでいるが、診察体制の一部見直しや、入院患者を近隣の病院に移すなどの対応を決めた。 病院によると、飯田院長は2004年9月に東大阪市の病院から移り、院長に就任。ことし3月中旬、市が名誉院長への就任を打診したところ、断り、辞意を示した。飯田院長は「周産期母子医療センターを10月に開設するのに、何の予告もなく管理職から外された。市の説明には納得がいかず、不信感が募った」と説明している。 また4~5月には内科医5人が「一身上の都合」として相次いで辞表を提出した。 内科医は退職する6人を除くと2人しかいなくなるため、病院は新たに常勤医1人と非常勤医1人を確保。だが血液内科の専門医がいなくなるなど「これまでの診察体制維持は困難」として、縮小を決定。受診中の患者や入院患者ら約100人については、近隣の病院などに受け入れてもらうことにした。 【共同通信】 |
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