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7競技が五輪採用に最後のアピール、ゴルフが最有力?

 国際オリンピック委員会(IOC)は15日にスイスのローザンヌで開く理事会で、2016年夏季五輪で追加採用の候補7競技からプレゼンテーションを受ける。正式決定は10月の総会だが、ロゲ会長は「8月の理事会で2競技を選ぶ」としており、今回が最後のアピールの場となる公算が大きい。

 候補はゴルフ、7人制ラグビー、空手、スカッシュ、ローラースケートと12年ロンドン五輪の実施競技から外れた野球とソフトボール。ゴルフと7人制ラグビーが有望で、ソフトボールが割り込めるかどうかとの見方が強い。

 ゴルフは富裕層の競技から大衆化し「世界約120カ国で6千万人以上の愛好者がプレーする」(国際連盟)と国際性を強調する。欧米の関係諸団体も全面協力し、トッププロの支持も得て資金力や組織力は他と比較にならない。ジュニア層の拡大も強みで「ゴルフは間違いない」と断言する関係者もいる。

 ラグビーは7人制を疑問視する理事もいるが、ベルギー代表選手だったロゲ会長の後押しがあるとされる。ソフトボールは宇津木妙子元日本代表監督らも協力し、アフリカや中東で普及を推進してきたが、欧州でのアピールが弱点。「ドーピング違反が過去1例もない健全な女子競技」(ポーター国際連盟会長)との訴えが認められるか。

 女子を追加して巻き返しを図る野球の評価は厳しく、日本発祥の空手は似通ったテコンドーの存在がハードルになりそうだ。 (共同)

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