貴紙の記者は、日曜日の夜に著者と出版社社長の自宅を訪問し、形だけの取材をした。なぜ、平日の営業日に会社を訪問し、十分な取材活動をしなかったのか。
◇先延ばし型
削除はされたが中村氏は、ブログで「読売を提訴する」と書きこんだ経緯があり、裁判になった場合を考え、回答を拒否する。
◇云々ごまかし型
「弊社は創立以来 〜 云々 〜・・・・・」
質問には答えず、「自社の 云々 に基づいて適切で 云々 取材活動を行っております。云々」と質問していないことを延々と述べてくる。国会の政府側の答弁方式
◇嘘の上塗り型
「当日の取材で、盗用を裏付ける証拠が出揃った。『あひるさんありがとう』のエピソードを中村氏が知っており、さらにそのエピソードを中村氏自身が盗んで作り変えたことを当社は確認している。」
◇あり得ない型
「本格的な取材をすると、盗用と書けない可能性が高く、スクープ記事としての商品価値が消滅してしまう。書いてしまえば読売の読者が中村氏をどのように評価するかは自由であり、グレーのイメージを定着させることができればそれでいいと考えた。」
さて・・・読売が誠意ある回答を行い、諸問題へ発展した記事を掲載したことへの説明責任を果たせるか。
回答が待ち遠しい。