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【知事選】海野氏、一本化拒否「始めから自民」 静岡

2009.6.12 02:27

 18日に告示される次期知事選をめぐり、出馬を表明している元民主党参院議員の海野徹氏(60)は11日、民主党本部が模索している元静岡文化芸術大学学長の川勝平太氏(60)との候補者一本化について「お断りした」と明言した。また、出馬の動きを見せていた菊川市の無職男性(63)はこの日、最終的に不出馬を表明。現時点では、海野、川勝両氏のほか、自民党参院議員の坂本由紀子氏(60)と、共産党県委員会常任委員の平野定義氏(59)による4人の争いになる見通しとなった。

 海野氏は産経新聞の取材に対し、民主党の小沢一郎代表代行から「一本化して戦った方がより勝ちが近い」などと打診されていたことを認めた。その上で、すでに民主党を離党していることから「私が対象になること自体が心外。私は始めから政党推薦を受けずに“純粋無所属”でいくと申し上げてきた。ありえない話」と述べた。また、「民主党の立場も分かるが、それは静岡県民の立場ではない。なかったことにしてほしいと申し上げた」ときっぱり拒否したことを明らかにした。

 一方、川勝氏を擁立し、推薦している民主党県連の岡本護幹事長(県議)は「民主党県連としては一本化は考えておらず、党本部に一本化を要請したこともない。すでに両陣営が選挙戦に突入しており、ここに来て事実上無理な状況だ」と語った。

 民主党は、9日に予定した川勝氏の推薦決定を延期した。同党関係者によると、一本化調整の推移を見計らっての延期とみられる。同党は近く行う世論調査の結果をみて、川勝氏の推薦を決める方針という。

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