「今度ご飯食べに行こうネ!」芸能人同士の合言葉ですが、実はなかなか行くことはありません。そこで、そんな仲良し芸能人同志の食事会をセッティング。どんな話をしているのか、お友達トークを覗いてみましょう。
若林)
若手芸人の遊びって、例えばコンパに行って朝までカラオケで騒いで帰る......みたいな繰り返しなんですけど、僕そういうのがあんまり好きじゃないんですよ。でも、まえけんさんはアッチ系なんでコンパ行かないですからね(笑)。
前田)
そうだね~。若林とはしょっちゅう遊んでましたね。ほとんど愚痴でしたけどね。「こんな生活もう嫌です!」って(笑)。
若林)
大きく言うとそうですよね。
前田)
若手の中で、そんなに仕事なくてバイトもしなくちゃいけないのに、その生活が楽しいっていう奴がいるんですよ。でも、そいつは売れないんですよ、絶対に! こんな生活もう投げ出したいっていう奴じゃないとね。いるよね~、結構楽しくやってる奴が!
若林)
こいつ(春日)とかそうでしたよ!バイト仲間と伊豆に旅行してましたから!
春日)
旅行は楽しいですから!
若林)
満面のピースの写真とか出てきましたよ!
前田)
危機感がなかったんでしょ~。だって自分で、将来 売れるだろうと思っていた確率はぶっちゃけ何パーセントくらい?
若林)
いや~僕はほとんどゼロに近いですね。ここまでなれるとは、全く想像してなかったですよ、ホントに。
前田)
春ボーイは?
春日)
僕は正直に......60%! いつかはこうなるって思ってましたからね。
若林)
まぁ、去年の元旦に初めてテレビで漫才やって、ちょうど1年前ぐらいに『レッドカーペット』とか『イロモネア』が始まって、営業も増えて結構忙しかったのでソコソコ感触はあったんですけどね。
前田)
おととしの暮れなんて若林は死のうと思ってたもんね!
若林)
そうですよ~。もう8年もやってたのに、あまりにテレビに出れないんで、ある日「車にひかれてテレビ出る」って言って酔っぱらって道路で大の字になってたんですよ!
前田)
それだけテレビに出たかったんだよね~。
若林)
その時、春日はバイトの人と伊豆で旅行してたんだけどね(笑)!
前田)
そんなこと答えさせられるわけないでしょ~(笑)。それに関しては言えないけど、やっぱりバッファロー吾郎よりはバナナマンかな(笑)。(※キングオブコントで審査方法が物議をかもした件)
若林)
すごい影響力ありますよ、今の発言は!
春日)
マズイですよ~(笑)。
前田)
でも、ああいう『M-1』っていう正統な漫才のコンテストって売れるために出場することが目標だったりするわけだから、今年はもう出なくていいんじゃないの?
若林)
全然出るつもりでいますよ! 結構止められるんですけどね。これで決勝あがれなかったり、3回戦で落ちたりしたらすごいマイナスになるよって。
前田)
前回ファイナリストだけど、次は何回戦までがシードなの?
春日)
1回戦だけですよ!
若林)
何年も2回戦で落ちてるんで、次もその可能性ありますね。
前田)
次は予選では、舞台の袖から50秒ぐらいかけて登場してよ(笑)。
春日)
そこまでかけます? あれ、3分とかじゃなかったかなぁ......。
前田)
ティンパニの「デンドン、デンドン、デンドン~♪」っていうSEをつけて、「来たゾ~」っていう(笑)。
春日)
そういうのやってみたいですけどね(笑)。
前田)
春ボーイも出たいんだ!
春日)
やっぱりその~"忘れ物"をしてきましたからね! 「優勝」という忘れ物を取りに行かないと!
若林)
正直に言うと、NON STYLEには完敗だと思ったんですよね。だから「オードリーが優勝なんじゃないの?」っていう声を聞くとすごく意外なんですよ。
春日)
僕もそう思いますね。
若林)
笑いの量と、NON STYLEの熱が全然僕らよりあったんで、完敗です。それどころか、正直決勝に行けるなんて思ってなかったんですよ。大井競馬場の敗者復活戦で選ばれてから『M-1』が終わるまでって「アッ」と言う間でした。だからホントに夢の中みたいな感覚で、松本さんとか紳助さんが目の前にいるっていう実感もないし、気がついたら打ち上げの缶ビールを持ってましたから、悔しいと思う間もなかったですね。
春日)
番組が始まった時は、まだ大井競馬場にいますからね。
前田)
今、その話してたじゃん!
春日)
そんなこと言ったら私、ヒトコトも喋れないですよ(笑)。
前田)
あのさぁ、今も昔も、お笑いって何かといろんな番組で競わされるじゃない? でも結局、好き嫌いで人気投票みたいになっていくわけだから、いつまでそんなことするんだろうって思うんだよね。オードリーもやっぱ勝ち負けにこだわる?
春日)
まぁ、出るからにはってとこはありますけどね。
前田)
だってさ~、オードリーのほうがよかったみたいな声があるってことはオードリーが一番面白いと思う人もいたってことですよ。それでもまだ上に乗っかって勝ちたいんだ?
春日)
まぁ......。忘れ物を取りに(笑)!
若林)
悔しいと言えるのが逆にエライと思いますね。全くネタを書かない春日が! 10月から12月あたりは寝る時間がないくらい忙しくて、仕事が終わったら六本木のサイゼリヤで『M-1』のネタを書くっていう生活だったんですよ。それに春日は半分ぐらいしか来てないですからね!
春日)
やっぱり悔しいですよ。練習できなかったのは(笑)。
若林)
まぁ、まえけんさんとずっといたので、勝負で勝つっていうスタンスを外すことが大事だと思ってましたけどね。
前田)
笑いって優劣じゃないからね~。
若林)
だから『M-1』が終わってからインタビューに応えるのが難しかったです。「悔しいですか?」とか聞かれて。
前田)
春ボーイは?
春日)
春日は「誰よりも面白い」とか「あいつに勝つ」とかよりも、タイトルがほしいだけで、全力を出してそのタイトルがもらえたらいいなと。やっぱりベルトを巻きたいですね!
前田)
じゃあ『M-1』優勝者のベルトは置いといて、もう一個それとは別にもらえるとしたら、世の中にあるいろんなプライズのどんなタイトルがほしい?
春日)
え~っ。『紫綬褒章』とかですね。
前田)
ふざけんなよ! 西田敏行さんがこないだやっといただいた賞だよ!
春日)
ふざけてないですよ~。勲章がほしいんです!
前田)
下がれ!!(一同、笑)
(文・西 秀進 写真・山崎美津留)
それでも花は咲いていく 前田健
神様―。僕は病気ですか?僕はゴミのように燃えてなくなればいいですか?たとえ人は変態と言おうが、それでも花は咲いていくのだ。九つの花に託された九人の人間、それぞれの衝撃的な性的魂の行方とは。タレント前田健による処女小説。
ケチケチ オードリー 春日が、豪遊!?
7月22日(水)に、オードリーの厳選されたネタを集めた初DVDが発売される。その特典映像として、「春日にお金を使う楽しさを知って頂こうプロジェクト」が収録されており、若林が嫌がる春日の現金を銀行から引き出し、お金を使う喜びを知ってもらうため、街に繰り出して贅沢三昧を繰り返すといった抱腹絶倒映像がなんと90分も収録されている。
なお、初回盤DVDには8月末に開催される「プレミア・トークライブ」の抽選応募ハガキが封入されており、ファンにはたまらない盛りだくさんの内容となっている。
前田)
映画のキャラクターがデスクトップ上にいるんだ~。
若林)
クリックするとアクションするんですね。
一同)
おお~っ!!
若林)
すげ~! ファイル食ったぞ!
春日)
トボけた顔してんのに、やるなぁ~コイツ!
前田)
ただ「ごみ箱」に捨てるんじゃなくて、こういう遊びって楽しいよね!
前田)
うわ~『アタックNO.1』!
若林)
今度は動画ですよ~。良くできてますね~!
前田)
ブログに貼っても楽しそう!
春日)
いいですね~。このノートパソコンも。
若林)
おい! パソコンは持っていくな!
春日)
だって欲が出ちゃう。ドケチだもん!
ドリームワークス最新作『モンスターVSエイリアン』(7月11日公開)の公式ウィジェット登場!なんでものみこんじゃうノー天気なモンスター「ボブ」をモチーフにしたゴミ箱型ウィジェットです。
ついに話題のパチスロ機「アタックNo.1」の全貌が明らかに!プロモーションムービーや演出のムービーがこのパーツでGETできちゃいます!1Gあたりの純増枚数0.6枚のRT「アタックタイム」を搭載。ライバルの高校との戦いに勝ってボーナスをつかみとれ!
プロフィール
- オードリー(左/若林正恭 右/春日俊彰)
- 2000年4月結成のお笑いコンビで共に30歳。「M-1グランプリ2008」準優勝。ケイダッシュステージ所属。ツッコミの若林は「R-1ぐらんぷり2008」で野球のスイングを山手線で説明するピン芸で準決勝に進出。ボケの春日はマッチョな体にとぼけたキャラでブレイク。倹約家としても有名。
- 前田 健
- 1971年生まれ。19歳で渡米し、4年間ダンスの勉強と歌の個人レッスンを受ける。帰国後タレント活動を開始し、松浦亜弥のものまねが一躍話題に。2005年「恋のブチアゲ♂天国」でCDデビューし、今年の3月には初の短編小説集「それでも花は咲いていく」を発表。ケイダッシュステージ所属。