急患の搬入を断るのは、医師側の口にできない理由があるから
テーマ:ブログ医師をはじめ病院関係者であれば
ビクっとくることかもしれません。
よく病院側が急患の受け入れを断り
たらい回しにされるケースが相次ぎます。
病院の急患の受け入れは
医師の判断に委ねられます。
医師が「無理」と言えば、たとえ病床使用率がフルでなく
例え70%という状態であっても、受け入れがされません。
(病院によって看護師が断るところもある)
急患の場合、救急隊から
症状を聞かされます。
例えば極度の下腹部痛が伺われる場合
今まで大きな疾病もなかったNANであるが、App(アッペ)かもしれない。
というように。
ここで医師側が
無理 と言えば 受け入れがされません。
病床がフルでもなく
患者1人あたりの医師数、看護師数が、さほど手薄でもない状態であっても
無理と言われたら引き下がるしか手はありません。
ここがかなり弱い立場です。
このように
急患はたらい回しにされます。
たらい回しにされるには
病院側の・・・というより医師側の口にできない理由があるのです。
・専門医がいない
・症状を聞いて、その場でどうするか、どのようにできそうか という判断ができる医師がいない
この2つです。
中には
本当に何とかできそうであるが、急患オペの最中で医師側の手が回らない
よって、今現在ではどうにもできない ということもありますが
このようなケースで断るのは、パーセンテージでは一桁前半であります。
こういう病院は
ケースとして殆どない(あっても大学病院の何割かくらい)ということを 覚えておいてください。
また
その中のほんの何%かは
「はやくこっちに回せ」
と受け入れてくれる果敢な医師もいますが
・よほど腕がある
・亡くなっても仕方ない とにかくやってみよう
と割り切っている医師です。
1 ■浅はかで幼稚な推測ですね
>パーセンテージでは一桁前半であります。
エビデンスを示して下さい。あなたは何様のつもりで適当なことを言っているんでしょうか?何も知らないんですよね?
「心タンポナーデ事件」で検索をかけて下さい。専門でない科の診察をしてはいけないと
裁判所が判決を出しているのですよ?
>・亡くなっても仕方ない とにかくやってみようと割り切っている
医療現場で、イチかバチかにかける、というのは一番最悪の選択肢であり、できるだけ避けるべきことです。それも分かりませんか。スポーツなんかとは違うのです。自分を過信した人はもっと危険です。どちらもドラマや漫画の中、架空の世界にしかいてはいけない人たちです。
医療というのは、患者さんにとって今出来る最善を考え、それが自分にできるのかできないのか判断するとともに、状況の変化に添い治療や対応を変更する必要があります。自分が出来なければ終わり、そんな状況で救急っ患者を受け入れを行うのが、患者さんのためでしょうか?しかも、そんなに簡単に命をあきらめるような医者を、あなたは本当に信頼できるのでしょうか?
医療現場の問題点について偏向報道に惑わされず、ネットなり何なりできちんと実情を調べてください。その上でブログなり何なり書いて下さい。