ソウル鍾路(チョンロ)警察署は9日、数百兆ウォン規模の偽造海外債券を流通させようとした疑い(不正小切手取締法違反など)でイ容疑者(30、無職)ら5人を逮捕し、コ容疑者(42、無職)を起訴した。
男らは日本の大蔵省発行の額面5000億円の偽造債券111枚と合計で約1兆4000億ウォンの盗難小切手3枚を現金化しようとした疑い。
警察の調査の結果、盗難小切手は、2002年2月に旧S銀行の次長だった男が盗んだ白紙小切手とわかった。
イ容疑者は警察に対し「日本債券は今年に日本人の養子の父からもらった韓国に持ち込んだものだ」と話しているものの、小切手については入手経緯を明らかにしていない。
警察は、男らが直接債権を偽造したのか、また実際に流通させたのかについて取調べを進めている。