高性能グリスについて

 

2002/2/10

Web Shop平楽館さんが主張されている結果を得ることができました。

結果は下表の通り。

シリコングリスを塗るときにコアに対して薄く均一に塗るために150mmの鋼尺を使いました。

ダイヤモンドの膜とグリスの塗り方の違いが出たのか、さらにコア温度を下げることに成功したようです。

大したものですね〜、このグリスのセットは。

ヒートシンク グリスメーカー グリス型番 ケース内温度(℃) 起動20分後

コア付近温度(℃)

10分間ベンチループ

直後コア付近温度(℃)

FB−R7 信越シリコン G-765 30 41.8 46.2
FB−R7 Web Shop平楽館 Cool Diamondグリス 32 38.2 42.6
FB−R7 Web Shop平楽館 Cool Diamondグリス+専用シリコングリス 30 37.0 41.1

 

2002/1/25

Web Shop平楽館から販売されているCool Diamondグリスの評価試験が完了しました。

このグリスの正しい使い方は

1,まずCool DiamondグリスをCPUに塗布して24時間以上通電し、コアに薄いダイヤモンドの皮膜を生成させた上で(何度か繰り返すとより強い皮膜ができるようです)、一度軽く拭き取る。

2,添付の専用シリコングリスをCPUに塗布しヒートシンクを取り付ける。

ということなのですが、残念ながら「2」を実施すると、思ったように冷えません。

仕方がないので「1」を1回だけやってみて、評価したところ下表の結果となりました。

(しかし、この時点でも信越シリコンのG−765よりも3℃以上も冷えていますが・・・。)

少し贅沢な悩みですが、元々ものすごく冷えるグリスのようなので、正規の取り扱い方法でメーカーが公表している本来の性能が出なかったのが残念です。

しかし、それにしてもCool Diamondグリスだけで、想像以上に冷えます。

私個人としては今まで「自作特製グリス」とか「金属粉末入り」、あるいは「銀入りグリス」とか「D○グリス」とか、もちろん「G-765」も含め色々なシリコングリスを使用してきましたが、ここまで冷えるグリスは初めてです。

このグリスは間違いなく「買い」でしょう。

冷却マニアにはたまらない逸品のような気がします。→少なくとも私はそうでした。 (;^_^A

¥2,600という値段が高いか安いかは使ってみたらわかるのではないでしょうか?

ヒートシンク グリスメーカー グリス型番 ケース内温度(℃) 起動20分後

コア付近温度(℃)

10分間ベンチループ

直後コア付近温度(℃)

FB−R7 信越シリコン G-765 30 41.8 46.2
FB−R7 Web Shop平楽館 Cool Diamondグリス 32 38.2 42.6
FB−R7 Web Shop平楽館 Cool Diamondグリス+専用シリコングリス 30 39.3 43.4

※ベンチマークは3D Mark2001です。

 

2002/1/20

今回、縁があってWeb Shop平楽館のCool Diamondグリスを使わせていただくことになりました。

なんでも、AMD製CPUに最適 CPUをダイアモンドの微粒子でコーティング 標準的なCPUクリームより2度C以上の冷却が可能!らしく、「内心、ほんまかいな?」と思いつつ、テストを行ってみました。

 ←これがその Cool Diamondグリスです。

使い方が少々凝っているのですが、まずはCool Diamondグリスのみ塗布後のテストを下表に書き込んでみました。

ヒートシンク グリスメーカー グリス型番 ケース内温度(℃) 起動20分後

コア付近温度(℃)

10分間ベンチループ

直後コア付近温度(℃)

FB−R7 信越シリコン G-765 30 41.8 46.2
FB−R7 Web Shop平楽館 Cool Diamondグリス 30 38.4 41.9

ご覧の通りCool Diamondグリスのみを塗っただけなのですが、明らかに差があります。

うちの環境では謳い文句通りの性能が本当に出ているようです。

今まで色々な高性能グリスを使ってきましたが、これほどの結果が出たグリスは過去見たことがありません。

取説にあるように、24時間以上放置して、付属のシリコングリスを塗った後、再度追加テストを行っていきたいと思います。

とりあえずAMD AthronXP1800+BUFFALO プリントサーバーLPV2-TX1が抽選で各一名様に当たる!こんなキャンペーンもやっているようです。

これはチャンスでは?

 

HOME