90年に4歳女児が殺害された足利事件で、菅家利和さん(62)が17年半ぶりに釈放されたことを受け、栃木県警の石川正一郎本部長は11日、「真犯人とは思われない方が、長期間にわたり刑に服されることとなったことについて、誠に遺憾であり、申し訳ない」とのコメントを発表した。菅家さんの服役に関して同県警の謝罪は初めて。記者会見は開かず、高田健治刑事部長がコメントを代読した。
菅家さんは県警の捜査手法を厳しく批判しており、コメントでは「(取り調べなどの問題点を調査する検討チームで)早急に検討を行ってまいりたい」とした。高田刑事部長は「(謝罪は)菅家さんを含め、県民、国民に向けて」と述べ、菅家さん本人への直接謝罪は「適時適切に対応したい」と答えた。【吉村周平】
毎日新聞 2009年6月11日 15時00分(最終更新 6月11日 19時23分)