キャラクタ裁判

法廷第一回目 

容疑 『悪女』


被告人 ヨヨ(バハムートラグーン 通称バハラグ)



突如思いつきで始まったこの企画ですが、信長の良くある事なのでご愛嬌。

さて、第一回はスクウェアのバハムートラグーンのヒロインであるヨヨ、

判決は書いてる途中に勝手に信長が判断しますが、ツッコミはBBSにて。

ちなみに弁護人はいないのであしからず。

とりあえず、かの有名な寝取られ主人公ビュウの超活劇、バハムートラグーン
のヒロインである、ヨヨ姫様の証言をして逝きたいと思います。

以下バハラグと略させて頂きます

被告人ヨヨ
被害者ビュウ

ヨヨは数あるラグーンのうち、カーナ国の姫であり、戦竜隊の隊長であるビュウと恋仲
ある事は、周知の事実だった。

序盤、ビュウとヨヨは城を抜け出しサラマンダーで思い出の教会へと赴く。

サラマンダーの上で、二人は会話を交わします。


ヨヨ「サラマンダー……とっても、はやいね!!」
「ねえ、ビュウ。もっと強く、つかまっていい?」

ビュウ「いいよ!」
ヨヨ「うん……ギュッって……つかまるね。」

ヨヨ「この教会にはね……すてきな言い伝えがあるの。」
「教会をふたりきりで訪れた男の人と女の人は…」
「将来かならず結ばれるんだって……」
「二人で入ってみる?」

ビュウ「そうだね、入ってみようか」


ヨヨ「もう少し大人になって……」
「そのときもヨヨがいまと同じ気持ちで……」
「思い出の教会にさそったら また一緒に、来てくれる?」

ビュウ「約束しよう」


いい娘じゃねーか……こんな裁判にかけるなんてもっての他!

と、思った方が大多数だと思われますが、甘いです、甘すぎます。

この後、カーナは帝国に攻め落とされ、ドラグナーの力を持つヨヨは帝国に拉致られてしまいます。

ビュウ達は、ヨヨを助けるために何ヶ月もの間策を練り、そしてついに帝国に反旗を翻す。

しかし……助けた時にはすでにヨヨはある男に心奪われていたのだった!

その名もパルパレオス、帝国の将軍である。

パルパレオス将軍

ヨヨを助けた時点では違和感は無かったのだが、次第にその全貌が明らかになって行く。

事もあろう事に、拉致られている間にヨヨは
パルパレオスと思い出の教会に行っていたのだ!


そこでパルパレオスのドラゴンに乗って一言。


「サラマンダーより……はやーい!」

サラマンダー氏

こ……このクソ女、どうしてくれようか……

そして、ヨヨを追って帝国から抜け出すパルパレオス。

思い出の教会で、パルパレオスはヨヨを待っていた。

信長は思い出の教会をインスパイアで破壊、パルパレオスが殺されるまでじっと待つこと数ターン、

当然の事ながらゲームオーバー(ちくしょう!)


(いやだぁ〜〜!!ヨヨはわしのもんだぁ〜〜!!


と、ダダをこねても○ボタンを連打すれば適当に進んで逝く。

イベントを進めると、ここからヨヨの恐ろしき悪女っぷりが発揮される。

前半、ヨヨの笑顔を見るために戦ってきた信長にとって、非常に厳しい現実が待っていた。

パルパレオスを殺そうとするビュウ。それを止めるヨヨ。


ヨヨ「お願い……ビュウ…わたしの大切な人なの……」
ビュウ「……」

ヨヨ「ビュウ……今まで、ありがとう……」
「でも……わたし……もう戻れないの」
「楽しかったあの頃に……」

ヨヨ「ねぇ……ビュウ。大人になるってかなしい事なの……」



その後、二人は教会の奥へ。

ビュウが画面からフェードアウト、そして光が二人を包む。

外で待っているサラマンダーに、ビュウは涙を堪えて乗る。

思い出の教会に一緒に入ろうと誓った初恋の女の子が、
他の男と中に入っていくのは一体どういう気持ちなのでしょうか?

しかも、ビュウの目の前で!

涙も見せず、ただ現実を直視するビュウの姿にはシビれました……


それにしても……

自分で勝手に他の男を好きになったのに、
ビュウを諭し倒そうとは一体どういう事か!!
最低でも謝るなり、泣き落とすなりするのが常套手段ですが、
この女はビュウを見るなり、汚いものを見るような発言を連発!!
少なくとも、信長が知る限り最低の女!!

一発や二発犯るくらいで大人ですか〜〜へぇ……
流石、ドラグナーのお姫様は悟ってますなぁ……!!


そして、事もあろう事にヨヨはビュウ率いる解放軍にパルパレオスを入隊させる。

(ヨヨと二人でドコにでも逝ってくれ〜頼むからそのツラ見せるんじゃねぇ〜〜泣)

と思ったのは信長だけでは無いはず。

本当ならビュウは、ファーレンハイトから逃げ出したいはず、
それをせずに、 戦竜隊長兼、艦長と言う責務を果たそうと必死。

拳を握り締め滴り落ちる血……、アレがビュウの涙だ……
と言う場面を想像してしてしまいましたw


しかし、これでヨヨの悪女っぷりは終わりでは無かった……

むしろこれからが本番

ある日、ウィザードのディアナにヨヨに関する話を聞く。


ディアナ「ねえ、知ってる? ヨヨ様の話」

ディアナ「ヨヨ様の部屋から、相変わらず、苦しそうな声が聞こえて来るの」
「また神竜のせいかなって思ったんだけど……」
「でも、ヨヨ様は神竜の怒りなんか、もうへっちゃらなんでしょ?」
「いったい、なんなのかしらねぇ」



それは苦しそうな声じゃなくて……
ヨヨのあえぎ声だぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!
出たり入ったり、上に下に、大股広げて
「あんあん」言わされてるんだっつーの!!!!
ファーレンハイト内で子作りすんのはヤメろっ!!
防音の無い船内で
激しいプレイもヤメろっ!!
何より兵達の士気に関わるっ!!
ビュウやマテ爺もヘコんで戦力ダウンは確実!!


そこでファーレンハイトのマップを作ってみました。
とりあえずこれで、ヨヨのあえぎ声スポットを確認してください。

左にあるのがファーレンハイトの三点図、右がヨヨの部屋のある一階のMAPです。

愛の巣窟がヨヨとパルパレオスの部屋で、ディアナがいたのが女部屋です。

愛の巣窟をゲーム内で見ると、右側にテラスに抜ける通路があります。

恐らくそこから声が響いて、女部屋の窓からディアナは聞いたのだと予想します。

そして更に事件は続く。

ヨヨの部屋に入ると、パルパレオスがヨヨのベッドから飛び出してくる。

ヨヨはベッドの中で一言。



「ビュウ、ごくろうさま」


てめーら、俺達が戦ってる時に、ちちくりあってたんか?
ビュウが来なかったら大洪水ですかダンナ?


そして、決定的瞬間の図
寂しそうに隣の部屋で二人を見つめるビュウに哀愁漂いまくりです……

とりあえず、以後バトルでヨヨとパルパレオスは使わないと決心。

ステータスを確認して……と……ん?

凄まじい事に気づく信長。

ヨヨの戦闘時のキャラチップが変化している。

よりアダルトに……

処女
非処女

ほほぉ〜、ロストバージンと共にイメチェンですか。いい身分ですなぁ……

そもそも、ラッシュ、トゥルース、ビッケバッケがエロってる時に、ビュウも脱童貞するはずも、

ヨヨを思ってか、ハーレムの女に手をつけなかった事は容易に想像出来る。

こんなビュウを見て見ぬ振りをしているのかどうかは知りませんが、
自分に正直すぎです、この娘。

ちなみに、前半で気づく事ですが、ヨヨは守って貰わないと何も出来ない典型的なお姫様です。

拉致られた時に、独房にいるヨヨを見守っていてくれたパルパレオスに、
ビュウの面影を追う気持ちも分かりますが、ちょっと限度が過ぎるんじゃありません事?

ああ、そうだ言い忘れてました。

ヨヨは18歳、パルパレオスは26歳。

パルパレオスはロリ〜って事で、信長は脳内補完しますた。

ビュウはその後、ファーレンハイト内でも近寄りがたいオーラを放っている模様。

見るにみかねたビッケバッケとクルーにある物を売ってもらう。

エッチぼん……
本気で涙が出てきました……自分で慰めろってか?
ヨヨが「あんあん」言ってる時に、
ビュウはヨヨを思って自慰行為ですか?
切なくてリアルで泣けたよ、ビッケバッケ……
君のひねくれた友情に乾杯。


そしてラストシーン。


ヨヨ「オレルスの仲間達!みなさんもちからを!」
「私に力を!強さをください!」

ヨヨ「ビュウ……あなたも……お願い……」
「私、ビュウには嫌われてる……」
「私がいることで、ビュウをいやな気分にさせてしまう……」
「それは分かってるの……」
「でも……ビュウ」
「貴方はやっぱりわたしの大切な人なの」

ヨヨ「いまだけでもいいの……わたしに……強さを!」
「あの頃のように!」

ヨヨ「ねえ、ビュウ……もっとつよく、つかまってもいい?」

ビュウ「……」
ヨヨ「もう……つかまっちゃった……」

貴方はやっぱり私の大切な人だぁ……?

とりあえず処女膜にケアルガしてから出直して来い!

しかも、あの頃のように?

本気でいってんのか、このメスブタァァァ!!
HPをMPに変換してメテオ食らわすぞォォ!!


ちなみに、この場面ではヨヨは死ぬか生きるかって状態ですが、
パルパレオスと体を交わすうちにビュウを懐かしく感じてしまい、
ビュウに甘えようとすがる、ヨヨの寂しい場面です。

確かに君の気持ちもわからんでも無い。

パルパレオスが出来すぎの人間って事も、当然因子なんだろうと思う。

だけど、自分から言い出した幼馴染への求婚を、いとも簡単に破棄する
君の貞操観念を疑います、僕は。

しまいには、ビュウが恋しくなる訳ですから、もう手に負えません。

しかしこの後、ヨヨとパルパレオスは結婚しません。

なぜなら、パルパレオスが暗殺されるからです。

パルパレオスは、暗殺される時に無抵抗で殺されました。

これは、ヨヨの心が自分から離れた事を理解したからだと信長は判断しました。

実際、彼は死ぬ間際に、ヨヨのこれからの幸せを願って死にました。

そう考えると合点がいきます。

後、パルパレオスは戦いの後にヨヨと結婚するつもりは無いような発言をしています。

だからこそ、帝国に戻って来た訳ですが、そこを狙われたって感じです。

ヨヨもそれを理解していたのか、パルパレオスが死んだ予兆を感じても、
動揺こそしたでしょうが、嘆き悲しむような真似はしませんでした。

やはりこの辺りを見ると、ビュウの存在がエンディング後に
ヨヨの中で大きくなっているように見えます。

漢、パルパレオスの最後の言葉を記述させていただきます。


パルパレオス「サウザー……」
「終わったよ……何もかも……俺達が夢見た伝説も……」
「すべて終わったんだ……」
「…だけど、もう おまえはいない……」

パルパレオス「ヨヨ……」
「俺は、やはりグランベロスに 一人で残る」
「戦争が終わったとはいえカーナにぬけぬけと行くわけにはいかないさ……」
「……すまない…」
「だが、お前には素晴らしい仲間がいる……」
「さびしくなんかないよな?」
「お前が、うらやましい……ヨヨ……」
「グッバイ、ヨヨ……」
「……グッバイ、神竜の伝説……」

このゲームは、二人の男の間でさまよう少女の物語として取っていいのでは無いでしょうか。

これにて被告人ヨヨの証言を終わります。



えっと、弁護の余地は無いようです。

ビュウのピュアな思いを踏み躙っただけでなく、パルパレオスの情熱すらも
最終的に裏切ったヨヨ。

重罪は免れないかと。

しかし、この後のヨヨのエピソードが無いため、非常に気になる所です。

信長の予想では
@とりあえずパルパレオスの死を知りつつも、 傷心のまま王座に即位。
A引退したセンダックにビュウを連れ戻すように頼むも、ビュウに拒否される。
Bマテライトから結婚の話を持ちかけられるが、クロスナイト様を求めて独身生活。
Cマテライト急死、守ってくれる人間がいなくなり発狂。
Dアレキサンダーの力を使ってラグーン各国を攻撃。
Eビュウ参上、問答無用でヨヨをぶった切り。
F安らかな顔で、パルパレオスの元へ逝く(逝け)

最後に会わせてあげただけでも親心を感じてくださいネッ♪

最後に感想と言うのも何なんですが、このバハラグというゲーム、
非常に面白いと思います。

アホなドラゴンに振り回され、ヌルい難易度に呆れる事もしばしばですが、
全体的に見れば訳の分からないPS2のソフトをやるよりよっぽど経済的です。

ただ、ストーリーは主人公にとってシビアです。

小学生がよくやるであろう、ビュウに自分の名前、ヨヨに好きな娘の名前を入れて、
泣きを見た人も結構いると思いますw

信長も前半ヨヨに萌え〜って感じだっただけに、後半は胃が痛くなりましたw

激しいジェラシーストームに身を焼かれますw

俺様のヨヨにあんな事やこんな事を……想像するだけで…
ちくしょうパルパレオス!!うらやましい奴!!


パルパレオスに罪は無いように思えますが、最初にサウザーとカーナに攻め込んで
来なければ、このような悲劇は起きなかったのではないかと思うと、
非常に悔しい思いでいっぱいです。。。

彼もそれを理解して、ヨヨの思うまま行動したという感があります。

それを裏付ける事例は、パルパレオスは一度たりとも
ヨヨを好きだとか、愛している系統の発言をしていません。

でも、戦争の後に死ぬつもりだったのか、子供を残したいとは言っています。

エンディング後、もしかしたらヨヨのはパルパレオスの子供を生むかもしれません。

パルパレオスは引き際を見つけようとしていたのかもしれませんね。

だからこそ、ビュウに対して罪悪感が拭いきれず、
最後まで会話を交わす事はなかったんだなぁ……

深い……とにかく深いゲームでした……w

もしかしたら、バハラグについて再び書き物をするかもしれません

やりたいと思っている事は、全編小説化ですね。
後は外伝や、その後のサクセスストーリーを勝手に考えたりって感じです。

まあ、HPの更新でさえ不定期ですので確かな事はいえませんがw


レビューみたいになってしまいましたが一回目終了です。

判決!
信長「重罪」 提督「有罪」 だっち「有罪」
よって、年二回某日国際展示場外周を素っ裸で、
オタに愛想を振りまきながら100周の刑に処す。

これにて閉廷!


戻る