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エスカレーターに指挟まれ切断 帯広の家電店で3歳女児 (06/10 15:33)

女児が指を切断したエスカレーター=10日午後1時6分

女児が指を切断したエスカレーター=10日午後1時6分

 【帯広】10日午後0時15分ごろ、帯広市西13北1の家電量販店「ヤマダ電機テックランド帯広店」から、女の子がエスカレーターに指を挟んでけがをした、と119番通報があった。女児は病院に運ばれたが、右手小指の第2関節から先を切断する重傷を負った。帯広署が事故原因を調べている。

 母親によると、指を切断したのは帯広市内の3歳の女児で、店内2階で母親が目を離した間に女児の泣き声が聞こえ、振り返ると2階のエスカレーターの手すりベルト下方にある巻き込み口に女児が手を入れていたという。

 母親が駆けつけ女児の右手を引き抜いたところ、小指が切断されていたという。

 買い物に来ていた帯広市の無職男性(73)は「エスカレーターの上がったところで、お母さんが女児を抱きかかえ『救急車を呼んで』と泣き叫んでいた。10人ほどの人だかりができ、止血するためにティッシュを持ってくる人もいた」と話していた。

 エスカレーターに体を挟まれる事故は、これまで道内外で相次いでいる。

 道外では、2007年10月に神奈川県平塚市のスーパーで小学3年の男子が事故防止のアクリル板とエスカレーターの間に首を挟まれ、一時重体となった。08年4月には同じ店で1歳の女児がエスカレーターに左手を挟まれ、薬指を切断する重傷を負った。

 このほか、子供がエスカレーターにサンダルを巻き込まれ、足の指を切断するなどの事故も相次いだ。

 道内では、1992年4月に札幌市のスーパーで1歳の女児がエスカレーターに右手を挟み、骨折。90年2月にはJR札幌駅構内で男子小学生(9)がベルトと手すりの間に左耳を挟まれ、けがをする事故も起きている。

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