2009年6月11日 8時37分更新
東京の青梅市と羽村市の商店などで、ことし4月から先月にかけて偽の1万円札、10枚ほどが見つかっていたことが警視庁への取材でわかりました。
偽の1万円札が見つかったのは青梅市や羽村市にある新聞販売店やたばこ店など、あわせて10軒ほどで警視庁によりますと、ことし4月から先月にかけて、それぞれ1枚ずつ、あわせて10枚ほどが見つかったということです。
このうち青梅市の新聞販売店では先月25日と26日に、顧客の家など、あわせて115軒から集めた新聞代金の中から見つかったということです。
警視庁によりますと、偽札には透かしのようなものがありましたが、手触りがつるつるして、色が茶色にくすんでいたことからカラーコピー機が使われた疑いがあるということです。
偽札が見つかったのは、ほとんどが個人が経営する店舗だということで、警視庁は偽造通貨行使の疑いで調べるとともに、商店などの経営者に注意するように呼びかけています。