落雷事故賠償金払えず、高槻市体協が自己破産
サッカー試合中に落雷に遭った私立土佐高校(高知市)の男子生徒が重い障害を負った事故で、賠償命令を受けた大阪府高槻市体育協会は10日、大阪地裁に自己破産を申請した。体協の破産申し立ては異例。市体協の竹本寿雄会長(65)は「破産しか選択肢がないという考えに至った。苦渋の選択だった」と述べた。市体協は保険金や基本財産を取り崩し約8000万円を賠償したが、残金支払いのめどが立たず、土佐高校が約1億6000万円を肩代わりしていた。
[ 2009年6月11日付 ]
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