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河内家菊水丸「次世代にバトン」…ラスト新聞詠み

教え子の大阪芸大生とともに新聞詠みラスト作品の完成を披露した河内家菊水丸(中央)

◆ 客員教授務める大阪芸術大学で ◆

 9月末に新聞(しんもん)詠み河内音頭家元の名を返上することを発表している河内家菊水丸(46)が9日、最後の新聞詠み作品の完成披露を大阪・南河内郡の大阪芸術大学で開いた。

 同大学で客員教授を務めており、GW明けに教え子に提出させた作品から数点を採用したが、合作に「次世代にバトンが渡せたかな」と感慨。そもそも先月19日に予定されていたが、新型インフルエンザ流行に伴う休校で中止になり約1カ月遅れのお披露目となった。

 「思わぬ中止だったが新聞詠みはそういう(変動する世相を歌う)ものだとあらためて感じた」といい、作品の一部は空白のまま。これから3カ月あまり、時々の時事ネタを日替わりで盛り込むという。主にやぐらでの披露となるが「ネタ次第ではしかるべき場所でやる」と、名物のゲリラライブ実施も予告した。

[ 2009年6月10日付 ]

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