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宗教法人がラブホ経営、売り上げはお布施?

所得隠しが発覚した長野市のラブホテル「OX」全景
所得隠しが発覚した長野市のラブホテル「OX」全景
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 長野など5県でラブホテルを経営する宗教法人「宇宙真理学会」が、関東信越国税局の税務調査を受け、昨年までの7年間で約14億円の所得隠しを9日までに指摘されていた。ホテルの売り上げなどを、非課税扱いのお布施として申告していたという。

 問題のラブホテルは長野市中心部の観光名所・善光寺に近く、オフィスビルやシネコンが立ち並ぶ一角にもある。出入り口では白い観音像がカップルを出迎え、建物の壁には「宗教法人 宇宙真理学会」の看板と「喜捨をお願いします」などの張り紙が掲げられるなど、地元では“ラブホ”と“宗教”というチグハグな組み合わせに違和感を感じた人が多かったという。

 また別のホテルでは、部屋の空き状況を客に告げる入り口付近のパネルの横に祭壇が設けられていた。

 「宇宙真理学会」は長野を中心に、群馬、新潟、岐阜、静岡の5県でラブホテル23軒を経営。休憩料と宿泊料の約6割は売り上げとして計上していたが、残り4割を非課税の“お布施”として収入から除外して税務申告していたという。

 宗教法人は公益法人の一種で実質税額が低く、お布施などは税務上、非課税扱いになるなどの優遇制度がある。

 今回の追徴税額は重加算税を含め約3億円。法人側は指摘を不服として異議申し立てをしたもようだ。ラブホテルを実質経営しているのは、長野県千曲市の食品加工会社会長とみられる。

 同学会は1983年に設立したが、最近の活動実態はほとんどない。同会の活動場所とされた香川県のマンション一室には「人の出入りはなかった」(近隣住人)という。国税局もこうした実態を把握。法人税を免れるため、非課税となるお布施を装った脱税行為と判断したとみられる。

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