引退まで残り2試合となり、7月13日に東京・日本武道館で行われる「K−1 WORLD MAX 2009」に出場予定の魔裟斗(30)の対戦相手は総合格闘家の川尻達也(31)に決まった。
魔裟斗は自ら「ファンが望む相手と闘いたい」と公言し、K−1のオフィシャルサイトでは対戦相手のファン投票を行った。その結果、川尻達也が山本“KID”徳郁を上回り、1位を獲得。まさにファンが見たい最高のカードとなった。
川尻は1978年生まれの31歳で、総合格闘技・修斗で活躍。2005年には修斗王者としてPRIDEに初参戦し、ライト級GPでは当時、人気、実力ともにNO.1だった五味隆典と対戦。試合に負けはしたものの、存在感を十分に示した。
昨年の大晦日には「Dynamite」にも出場し、K−1選手・武田幸三とK−1ルールで対戦。総合格闘家の川尻はK−1ルールは初挑戦だったが、武田を圧倒し、TKO勝ちを収めた。