インターネットを通じて偽ブランド品を販売したとして逮捕された男女2人が、東京のビルに偽のブランド品を所持していた疑いが強まったとして、警察は、この男女を再逮捕しました。
商標法違反の疑いで再逮捕されたのは、東京・墨田区の中国人、林同述容疑者(32)と方鳳英容疑者(34)です。
警察の調べによりますと、林容疑者らは先月28日、東京・墨田区のビルの一室にルイ・ヴィトンとシャネルの偽物の財布など、およそ600点を販売する目的で所持していた疑いが持たれています。警察はこの他にも、高級ブランドのマークが入ったバッグや財布など、9000点以上を押収したということです。
警察の調べに対し林容疑者は、「偽物だとは薄々知っていた。置いていただけ」などと供述しているということです。林容疑者らは先月21日、千葉市の派遣社員の女性(58)に、インターネットを通じてルイ・ヴィトンの偽物の財布など3点を販売したとして逮捕されていました。(10日23:42)