2008年 8月21日~31日 | 9月1日~10日 | 9月11日~20日 | 9月21日~30日 | 10月1日~10日 | 10月11日~20日 | 10月21日~31日 | 11月1日~10日 | 11月11日~20日 | 11月21日~30日 | 12月1日~10日 | 12月11日~20日 | 12月21日~31日
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7 時、起床。眠りが浅く、夜、何度か目が覚めてしまったというのに、Jimmy Smith のあまりのかっこよさにばっちり目が覚めた。やっべえ。このアルバム、超かっこよくね? その昔、大井さんからこのアルバムを安価で買ったときにもかっちょいいなーと思ったが、改めて聴いてみてもかっこいい。完全無欠のソウル・ジャズ。やっぱ Jimmy Smith はジャズよりソウルとかやってるほうがいいよ、絶対。CD 化されてないのが残念すぎる。と思ったら、試聴できるサイトを見つけた。
そんなわけで、気分よく朝食を摂り、てきぱき身支度を調え、藤崎に「飯くおうぜー」とメールして出勤。天気もすげーよくて最高の気分。
で、着いてみたら仕事は意外に楽ちんで、俺は朝っぱらから 4 コマ授業をすることになっていた上、例の中 2 の授業が午前中の 2 つだったのでげんなりしていたのだが、そもそも来る予定の生徒があまりいなかったし、開始時刻になってもたった 2 人しかいなかったので楽しく授業。最高にうざい K がいなかっただけで全然オッケー。しかも 2 時間目の理科に到っては、誰も登録してなかったから授業なくなっちゃったぜーい。
午後は午後で、Y 先生が来られなくなったからってんで俺にふられたはずの授業が 1 つと、もともと入ってた授業で 2 つやる予定だったのだが、連絡に齟齬があったらしく、Y 先生、午前中がダメになっただけで午後はオッケーだったらしく、ふつーに出勤してきたので、俺の授業が 1 つなくなることに。
で、6 時間以上の勤務だから 30 分の休憩が発生しますと云われたので、昼食を摂りに外へ。いろいろと見てみた結果、さんざんバカにした Vie de France で食事。だって、一人でご飯たべられそうなトコ、ここと吉野家しかないんだもん。牛丼は味が単調であんまり喰う気しないのだ。量も少ないし。
Vie de France ではキッシュに心惹かれまくったが、大好物のスコーンも食べたくなってしまい、両者を天秤にかけて高いほうのキッシュを断念。他にチキンが載っているパイみたいなやつを選び、着席してのんびり食事。あー、落ち着く。煙草も吸って戻る。ちょっと煙草の臭いを気にしたが、まあ授業までまだ時間あるし、大丈夫だろ。
戻ってしばらくしてから、中 1 のテスト対策授業。女の子ばっかりだったのだが、みんなゲラゲラ笑って何がウケたのか知らないが楽しそうだったのでよかった。まあ、マジでテスト対策しといてよかったっつーぐらい全然わかってませんでしたが。震度とマグニチュードの区別ぐらいつけとけ!!
仕事が終わったので、藤崎に電話。飯を喰うことになったので池袋へ。車内では久しぶりで読書。このところ、授業の準備に追われてたからなあ。今日は暇な時間がたっぷりあったから、思いっきり授業の予習してやったぜ、がはは。地区本部長に見つかったら、また怒られるなあ。
しかし、普段使わない電車に乗るのってそれだけで楽しい。新越谷を通り過ぎ、北千住まで伊勢崎線に乗り続け、そっから JR で日暮里に向かったのだが、この日暮里に向かう電車って、鍋ちゃんの実家に行くときに乗るやつじゃん。向きは逆だけど。だって、向かいのホームに取手行きの電車とまってたぜ?
日暮里とか北千住なんて駅をのんびり歩いたこともなかったので、その辺もまたうきうき。日暮里駅って綺麗だねえ。駅の中にこぢんまりとした本屋もあったが、ここは駅構内なので非常に狭いスペースにぎっしり本が並んでいて、ハードカバーもあるのに海外作家のものは一つもなく、やっぱ海外作家の本って売れないのかなーなんて思ったりした。国内作家はほとんど読まないので寂しい限りだ。時代小説はたくさんあったが、山風は置いてあったんだろうか。
電話したときに藤崎はまだ出かける準備もできてなかったようだったので、俺のほうが早く着くかなと思っていたが、池袋に着いたら既に藤崎が待っていた。
で、ビックカメラへノートパソコンを見に行く。藤崎が出先でもレポートしたりメールのチェックしたりしたいからほしいんだそうな。というわけで、流行りのちっせえノートを見に行ったわけだが、あれ、ホントちっちゃいね。あんなちっちゃい画面で快適に使えるのか?
しかも、E mobile とかいうのに同時加入すると、45000 円割引される。そんだけ割り引かれるもんだから、ノートパソコンほとんどタダである。まあ、E mobile の契約は 2 年間で、月額 2000 円は最低でも払わなければならないので、2 年間のローンになるようなもんだが。
それにしたって、あまりに割引の度合いが激しすぎるので、一体その E mobile とやらの料金体系はどうなってるのか、店員に詳しく訊いてしまった(笑)。俺が買うわけでもないのに。店員から聞いてわかったところをまとめておこう。
とまあ、こんな感じらしい。ハッキリ云って、なんでいくつもコースがあるのか理解できないが、なんかいろいろ思惑があるんでしょう。
どうせパソコンを買うつもりはなかったので、藤崎のコートを見て、ディスクユニオンで CD 見て(池袋のユニオンはどんどんカスになっているので何も買わず)、食事。
そもそも、藤崎とご飯を食べようという話になったのは、藤崎のカードのポイントがたまって、4000 円ほど商品券がもらえるからなのだ。その商品券で一緒においしいご飯でも食べようと誘ってくれたわけである。自分だけその商品券で会計すればいいのに、わざわざ俺の分まで出してくれるんだからありがたいことだ。
というわけで、まず商品券をもらいに西武へ。なんといっても西武の商品券なので西武でしか使えず、西武に入ってるレストランでよさそうなものを探すことに。しばらく探して地中海風の料理を出す店を発見したので、そこへ入ることに。
今回もらった商品券は 2000 円だけだったのだが、二人で 1000 円ずつ出せば 4000 円分の飯が喰えるぜ!というので、パエリア、フェットチーネ、カジキのオリエンタルソースを頼む。
パエリアもフェットチーネもおいしかったが、量が少なかったのが残念。カジキのオリエンタルソースは、なんせ地中海から見てオリエンタルってことで、どう考えてもポン酢としか思えないソースがかかっていて、ちっとも地中海気分が味わえず。次回また行くかどうかは微妙。だって量が少ないんだもん。おいしいことはおいしいけどさあ。
休みは明日一日だけだったので、藤崎の家に行くつもりはなかったのだが、「藤崎の家に行くつもりないよ」と云ったら、「えー、来ないの~」とか云うので、さんざん迷った末、行くことにした。藤崎は藤崎で、最初は「来ないって云うから来させてやろうと思った」とか云っていたのだが、食後になって「来てくれたらすっげー嬉しい。なぜならウェブテストがあるから」などと言い始め、「えー、手伝うのかよ、めんどくせえなあ」と云ったら、「お尻でセックスしよっ」などと云うので、それに釣られたのである。アナルセックス、2 ヶ月ぐらいしてないし、藤崎ずっと拒否ってたからなあ。
で、そのウェブテストの〆切が今夜 11 時半だということで、パステルが発売されてるとわかっていたのに買わずに藤崎の家へ。なんと藤崎のやつ、同時に提出しなくてはならない「尊敬する人」と「ここ最近の出来事と、それが世界に与える影響」とかいう 2 つの文章をまだ書き上げていないらしいのだ。
「最近の出来事」のほうは英語で書かなくてはならないらしく、さすがにそれを俺にやらせることはなく、自分でオバマが大統領になったこととその影響について書いていたが、尊敬する人のほうは俺に任されてしまった。尊敬する人とかいねえんだけどなあ。すげーなーとか偉いなーとか思う人はいるけど、尊敬ってのとはちょっと違うんだ。ファインマンで書いてもいいけど、それだと金融と全く絡まないしな。
藤崎がパソコンで英文を書いている間、風呂に入りつつあれこれ考えて、澁澤龍彦で行くことにした。澁澤なら藤崎も仏文だからそこそこ親しんでるし、サド裁判のことでも書いとけば、何にでもつなげられるだろうからだ。
が、俺自身、澁澤龍彦のことなんてかなりどーでもいいので、なかなか文章が思い浮かばなくて困った。なんとかぎりぎり時間いっぱいで書き上げたが、碌でもない文章になってしまった。藤崎は「取り敢えず出せればいい」って云ってたからいいけど。もっと早くから云っといてくれよ。てか自分で早くから書いとけ。一時は尊敬する人を山形浩生で書こうかとか云ってたからなあ。おめえ、ほとんど読んでねえじゃん、山形浩生。
続いて間髪入れずウェブテスト。初めてこういう試験やったけど、むっずかしいのな。藤崎は電卓を使ってたけど、マジ電卓使わないとやってられん。時間がなさすぎる。ところどころ、電卓使うより俺の暗算のほうが速くね?って箇所もあったので、実は俺一人で電卓を使わずにやった方がトータルでは速いのかもしれないが(電卓があると、つい全てを計算してしまうが、暗算だと無駄な計算を極力省くように頭が回るので、最終的にあんまりスピードは変わらないのだ)。
最後の性格テストかなんかになったので、俺はリタイア。ああ疲れた。しかしこのウェブテストとやら、終わったらすぐ送信できるのかと思いきや、制限時間いっぱいになるまで送信できず、結局、藤崎が性格テストを終えたときには 11 時半を 2 ~ 3 分オーバーしていた。うわー、これで全てが無駄になったらやだなー。まあ、どちらにせよアナルセックスはするけどな!
ウェブテストも終わったので、藤崎に牛乳とパステルを買ってきてもらう。俺は既にすっかり着替えてて、またスーツに着替えるのが厭だったからだ。我儘ですいません。
藤崎が帰宅したあと、パステルを読む。といっても、藤崎が本誌を読んで、俺はおまけの冊子を読んでいただけだが。しばらくして藤崎が本誌を読み終えたので、布団の中で本誌を読もうとしたが、眠くてたまらず、藤崎が入浴している間うとうと。
藤崎が風呂から上がってきたので目を覚まし(アナルセックス逃してなるものか!)、眠い目をこすりつつセックスに取り組む。
が、しばらく尻の穴をいじってたら、藤崎が「痛い!」と云うので中断(腸壁をひっかいてしまったらしい)。藤崎が「トイレ行きたくなった」というので待っていたら、「わーん、血が出てるよー」と藤崎が云うので、なんとここまで来てアナルセックスおあずけ。そりゃねえぜ……。
セックスに入る前に、藤崎とキスしてたら、藤崎は「うちら、こうなるまで長かったね」と、やっと俺らの関係も落ち着いたみたいなこと云ってたので、アナルセックスできなくなってしまったのが申しわけないのか、藤崎が「私たち、もうアナルセックスできないのかなあ」とこぼした。いや、別に、またできる機会あるよ、きっと。でも、アナルバイブとか買ったほうがいいかも。指でやるとすぐ傷つくみたいだし。
藤崎がけっこう乗り気だったので、コンドームつけて普通にセックス。生理が終わったばっかりだし、コンドームしなくてもいいよみたいに藤崎は云ってて、俺も一週間前ならその言葉に従ったと思うが、先日、堕胎された赤子の写真を何枚も見てしまったので、安全だろうとは思っても避妊しないでセックスする気にはなれず。
セックスが終わったあと、就寝。
10 時過ぎ、起床。眠くてたまらん。朝食を摂って春日部へ。またも正社員の M さんが来ていた。今日はここで研修なんだとか。よく会うなあ。
最初は 6A。なんとたった 5 人しかいない。最初の 1 時間はテスト。星座の名前とか、小学生には絶対かなわねーと思ってたのに、みんな全然できてねえんでやんの。夏の大三角と冬の大三角ぐらい覚えとけよなー。なーんだ、小学生、恐るるに足りずか? って、まあ、これが単に 6A だからだろうけど。レベルの高い 6C とか 6F になれば俺より詳しいんだろう。やだやだ。
そのあと、算数の授業。入試前なので演習ばかり。数の論理とかいうやつで、公倍数とか公約数とか数列とか、そんなのいろいろ。こんなの小学生にはハードすぎるだろ……。
続いて、間髪入れず 5L の授業。こちらは算数と理科。なんか体験授業を受けに来てる子がいて、最初はその母親も見学してたので緊張した。いや、ホントは教室長がどっかと教室の奥のほうに座って俺の授業を見てることのほうが緊張したけど。やめてー。見ないでー。O 先生の替わりなんて、まだまだ務まりませーん。
授業は理科が地層について。小石と砂と泥だと、どれが遠くまで運ばれるかとか、どれが先に沈むかとかそんなの。ちなみに、小石>砂>泥の順で沈む。なぜなら、小石が最も重いから。だから、小石の積もった地層が浅瀬で、泥の積もってるほうがちょっと深い部分なのだ。
5L の授業は 2 時間で、さらに最後にテストをやらなくてはならなかったんだが、2 時間目の授業を始めようとしたら、「いっつも先にテストやってるよー」と生徒たちが云うので、O 先生はそういうやり方なのかと思いつつテストを先にしたら、あとで教室長に注意された。体験授業の子はテストを受けずに帰る予定になっているので、先にテスト(30 分)をやると時間が狂うし、生徒が何を云っても決められてるとおりにしないとダメだって。そりゃ全く正論ですが、代替だから普段どおりにしたほうがいいのかと思ったんです~。すみません……。
ところで俺は小学生の授業なら、大体どこへ行っても初対面なのに大受けなのだが、春日部の授業はどっちもいまいち盛り上がらなかった。大人しい子が多かったというわけでもないと思うが、なんでだろう。
小学生の授業を終え、しばしの休息(次の授業まで 1 時間ほど空き)。が、回収したテストの採点をし、さらにその結果をファイルに書き込まなくてはならないので、あんまりのんびりしてる暇もない。6 年のほうは生徒たちに丸つけさせたので、採点ミスがないかチェックするだけで済んだが、5 年のほうは俺が採点しなくてはならないし、おまけに人数も 6 年の倍はいて面倒。
最初、時間講師用の机をあてがわれたのだが、丸つけしてたら O 先生の机を使ってくれと教室長に云われたので移動。O 先生の机、めちゃくちゃ散らかっててものを置く場所がない。机の上には生徒たちから回収した過去問ノートが 3 本の塔を作ってるし、机の下は段ボール箱が置かれていて足を差し込む余地もない。ちゃんと整理してから休暇とってよ……。
丸つけを終え、来週の準備など調えているうちに時間が来たので、3R の授業。小学生と違い、こちらはなんと 26 人もいる。というわけで、市進予備校の広い教室を借りて授業なんだが、この予備校の黒板が汚くて参った。というのも、黒板にはマス目が入っていて、図やグラフを描くときに非常に助かるのだが、黒板が汚い所為でほとんど見えないのだ。俺は黒板に図を描くのがまだまだ下手なのでこれじゃ困る。
といったところで問題が解決するはずもなく、しょうがないので騙し騙し授業。例によって出来のいいところは生徒に答えをいちいち訊かず、こっち主導で進める。俺の大得意な面積比の問題ばっかりだったので楽勝だ。ただ、俺が楽勝でもしょうがないんだよな。ちょっと生徒に質問ふらなすぎた気がする。難しいもんだ。
来週の授業で必要なものを整理し、M さんと帰宅。行きは俺と同じく南越谷経由で来たと云うので、100 円安い大宮経由のルートで帰りましょうと提案。こんな提案するんじゃなかった……。なんと大宮経由で東武野田線、JR 京浜東北と武蔵野線、西武池袋線を使って帰るこのルート、めっちゃくちゃ接続が悪く、家に帰るまで 2 時間ぐらいかかってしまった。「すいません、時間かかっちゃって」と謝ったら、「私はいいですよ、明日は休みだし。麻野さんこそ、自分の首を絞めてるんじゃ」と返されてしまった。ホントだよ! 俺、明日 7 時起きだっつーのに!
しかも、その所為で西友に行けたのが 12 時過ぎ。西友は 12 時をまたぐとシビアに割引を切り替えるので、土曜に安売りされていたキャノーラ油は美事に割引価格でなくなってしまい、せっかく油を買うの我慢してたのに、結果的に買い逃がしてしまった。アホか。交通費を 100 円けちったばっかりに……。しょうがないので、普通のサラダ油を買って帰る。まあ、値段的にはキャノーラ油より安いし、これでいいや。
帰宅して夕食をそそくさと作り、さっさと食べたつもりだったが、眠りに就けたのは 3 時過ぎ。明日は仕事が早く終わるので、池袋で藤崎と夕食をともにする予定だったのだが、藤崎から「やっぱいいやー」というメールが来ていてがっくり。
2 時、起床。朝食を摂り、身支度を調えて出勤。
本日は岩槻で理科の得点力強化。R クラスだったためか、非常に進みが速くて驚いた。予定じゃこんな速く進めるつもりなかったのになあ。演習ばっかりだから、いちいち生徒に答えさせたりしなくていいですよと云われ、その通りに出来のいい箇所はこっちでばんばん進めたら、すげー進んでしまったのだ。まあ、時間が余ったわけじゃないからよかったけど。
ところで、3R クラスの一番前に座ってた H さんは、この前、岩槻でやった 1L クラスにいた H さんの姉のようだ。苗字が同じであるばかりか、顔がどことなく似てる。姉ちゃんのほうがやな感じだけど(笑)。妹さんは素直でかわいらしかったなあ。
岩槻で授業を終え、北越谷へ。今日はちゃんと定期テスト対策の授業が入っていたのだが、なんと受講者はたった 1 人。しかも、その 1 人が時間になっても来ない。しょうがないので家に電話して本人に来るよう説得したが、全く来る気がない様子だったので諦めた。そんなわけで授業不成立。何しに来たんだ、俺……。
しょうがないので、昨日頼んで受け取れなかったマニュアルをいただき、明日以降の準備をすることにしたのだが、なんとここで厄介なことが発覚。市進のマニュアルというのは、両面印刷された紙が折りたたまれた冊子になっているのだが、なんと、その冊子をばらして、片面ずつ Fax されてきていたのだ。
ま、読者には何のことかわからないかもしれんが、重要なのは、その所為でページ順がぐっちゃぐちゃになってしまっているということ。しょうがないので、元々どの 2 枚が両面のペアになっていたのか推理し、自分で組み立て直すというわけのわからん作業を強いられた。無駄すぎるぞ、この作業……。片面でしか送れないんだから、きっちり見開きの状態で Fax してくれればいいのに。
事務の S さんとは今日でお別れなので、別れの挨拶を云いに行ったら、「歓送会こないんですか?」と云われてしまった。いや、それ明日でしょ? 私、日曜も仕事がある上、7 時起きなんですが……。しかも場所とか聞いてねえし! いや、いいんだけどさあ。
生徒の O くんが質問に来ていたのだが、8 先生がいなかったので代わりに俺が質問対応。俺が北浦和でやってる得点力強化の数学に関する質問だったので、すらすらと答えてあげた。わっはは。その質問に答えてたら、3R の授業を終えて出てきた生徒(女の子)が俺を見て、「せんせー。なんでやねん!」と笑顔で云って帰っていった。顔を覚えてくれた上、ちょっと懐いてくれたようだ。北越谷は正式な配属先なのに、かなり部外者気分なので嬉しい。
昨日、帰宅して 6 年のプリントを持ち帰るのを忘れたなどと思ったのは、俺の早とちりであったことが判明。そもそも、明日の 6 年の授業の内容がわかってないから、何を持って帰っていいのか途方に暮れていたのであった。電話して訊けばすぐわかるんだが、なかなか春日部の O 先生を捕まえるのは時間がかかるので、昨日の電話の記憶を頼りに自力で調べ上げる。
明日以降の準備も完了したので、西友で買い物して帰宅。夕食は鶏のトマト煮。
明日は午前中に起きる必要があったので、さっさと寝ようと思っていたのだが、例によってハム速をだらだらと読んでしまい、寝たのは 5 時過ぎ。頭おかしいだろ。いい加減 Gong の You にも飽きたので、目覚ましを Jimmy Smith に変更。
いつも通り、2 時過ぎに起床。眠くてたまらん。朝食を摂り、身支度を調えて北浦和へ。
先々週もそうだったが、またもマンツーマン授業になってしまった。別にいいけどさあ。函数と平面図形という、高校入試では最も難しい問題が出る部分で、やるべきことはいろいろとあったのだが、生徒が面積の 2 等分をちっとも理解してなかったので、それをメインに教えてあげた。
で、北浦和での仕事を終え、北越谷へ。腹が減ったので、北浦和の駅前のパン屋でパンでも買って喰おうかと思ったら、なんとそのパン屋、買った分の半額に相当する割引券をくれるというとんでもないセールをやっていた。んなもんもらっても嬉しくないよ! だって二度と来ないもん! 北越谷の K 先生が北浦和に住んでるということだったので、パンを買って割引券をあげようかとも思ったが、そんな義理もないし、そもそもパン屋に行きそうもない人だったので買うのをやめ、素直に北越谷へ向かう。
北越谷では定期テスト対策ということで、生徒の相手をする予定になってはいたのだが、ぜーんぜん生徒が来る様子もなかったので、来週の準備などいろいろして時間を潰す。取り敢えず土曜の準備をしてしまわなくてはならなかったが、土曜の授業形態が特殊すぎて混乱に陥る。何度も正社員の O 先生に訊く羽目になってしまい、最終的には土曜の時間割を紙に書いてもらってしまった。申しわけねえ……。でも、お蔭ですっげーよくわかりました!
ところで、北越谷には本郷で一緒に研修をやった正社員の M さんが来ていた。なんでも、現場研修みたいなのでいろいろ回ってるらしい。もう一人の正社員 S さんは西埼玉ブロックを回ってるらしいが、M さんは東埼玉なんだと。二人とも西所沢の寮に住んでいるはずだが、なんで行く場所は違うんだろう。東埼玉、遠いのに。
ということで、仕事を終えて、M さんと一緒に帰ることに。土曜に春日部でやる授業のマニュアルを Fax してくれと頼んだのに、それがちっとも届かずに随分と待たせてしまった。教室長は「いいよいいよ、早く帰りなさい」とか云ってくれたが、俺以外に誰も帰ってなくねえ? なんでそんな急かすんだよ……。
帰りの武蔵野線で、向かいに立っていたリーマンがディック『流れよわが涙、と警官は言った』を読んでいた。おい、それ、俺もってるぞ! ディック・ファンかと話しかけたくなってしまったが、M さんも隣にいたし自重。いやまあ、M さんいなくても話しかけたりしないけど。
西友に寄って買い物。さすがに油を買わなくてはならんと思ったが、入り口にキャノーラ油が土曜に安売りされるという予告が出ていたので、土曜までなんとかしのぐことを決意。で、合い挽き肉を使った煮物を考えたが、全く思いつかない。だって、合い挽き肉って時点で、煮込む前に炒めなきゃだめだよね?
西友の中をうろうろして悩みまくった挙げ句、ひらめいた。焼肉用にタダで持ってっていいよって置いてある牛脂もらってけばオッケーじゃねえ? 我ながら、天才すぎる。つーかもう油とか買わなくていいんじゃ……と一瞬だけ思ったが、さすがにそれはなんかひどすぎるよな。
帰宅して 6 年のプリントがないことに気づく。うそーん。がっちり準備できる予定だったのに。まあ、明日も北越谷には行くからいいけどさあ。晩飯はもやしと葱とひき肉の炒め物。最高にうまい。牛脂の所為でちょっと臭かったけど。で、例によってハム速に読み耽り、6 時過ぎ就寝。
目が覚めたら 3 時を過ぎていたので起きる気をなくす。あー、マジ、住民税いつ払いに行こう。めんどくせえなあ。普段、少し早起きをするだけでいいような気もするんだが、ついぎりぎりまで寝ちゃうんだよなあ……。
で、6 時過ぎに弥生からの電話で起きる。住民税の話をしたら、弥生が税金のことをちっとも知らなかったので、確定申告のこととか話す。そのあとは、もちろん、久しぶりなのでディアブロしようということになる。
二人でディアブロするのは久しぶりなので、何をするか迷ったが、結局、二人で新しいキャラを作って最初から進めることに。しかも、二人してバーバリアン。なんか最近、バーバリアンばっかり作ってるなあ……。弥生と進めるキャラは投げ馬場にする予定。
しっかし、ディアブロするのがあまりに久しぶりすぎて、お互いにプレイ方法を忘れてるのがアホだ。弥生なんか走り方すら忘れてる始末。俺は俺で、Oblivion をプレイするときの手の添え方だし。
Act 1 の間は、二人ともバーバリアンだし、お互いスキルも碌なものがないので戦い方も似たような感じ。ただ、こっちは Double Swing が使える分、快適。攻撃速度は速いし、マナ使わないし、序盤にはいいスキルだね、これ。
Act 1 を終えたところで、牧場へ行ってひたすらレベル上げ。レベル 30 を超えたところでやめて、Act 2 の下水道だけこなす。4 時過ぎ、ディアブロおしまい。装備をいろいろ調えようとしたのだが、あとレベル 1 上がれば装備の幅がぐっと拡がることがわかったので、一人でレベル上げ。めんどくせえぜ。
で、レベルも無事に上がったので、いろいろ装備してみる。武器を投げて敵を倒すキャラというのは久しぶりで作ったが、バーバリアンの場合、攻撃速度がぐっと速くなる Frenzy というスキルを併用するのでめちゃくちゃ楽しい。でも、すぐ弾数が尽きるぜ……。いくら自動回復がついてても、けっこう厳しい。
ディアブロやめて、ハム速だらだら眺めて、10 時過ぎにようやく就寝。おい。なんだこの休日。
1 時、目覚ましが鳴るのに気づくも布団から出ず。気づいたら 2 時 10 分。やっべえ。30 分で準備して出なくちゃ! 朝食を摂る余裕などもちろんなく、買った Y シャツにアイロンかけて、着替えて歯磨きして髭を剃ってコンタクトはめて出勤。髭、昨日のうちにあらかた抜いといてよかった~。
信号待ちをしてるときに時計(iPod)をチェックしたら、いつもの電車に乗れないことがわかったので、駅前のパン屋でパンを購入。3 つで 410 円もしやがった。パンの値上げ、激しいなあ。
買ったパンは新秋津で電車を待っている間にもぐもぐ。明太子チーズという、甘いパンがあまり好きではない俺にとって魅力的に見えたパンがあったのだが、これが全然まずかった。なんで大葉が入ってんだよ! 合わねえだろ。ちくしょう、これが一番高かったのに。
電車の中では、早川の異色作家短篇集『夜の旅その他の旅』を読む。異色といえば異色かもしれないが、ぞっとする話が多いというぐらい。特に「なんだ、この変な話は、わはは」というものはない。吉外みたいなのも出てくるが、なんだか納得のいく吉外ばっかりなのがなあ。『ナツメグの味』に出てくる、理解できそうで理解できない吉外のほうが怖いよ。
週の初めなのでミーティングからスタート。来年度の案内をそろそろしていくという話で、「来年はやめようかと思ってます」と切り出されたらどう応対するかと問われたのだが、俺は勤めて間もないのでスルーされ、他の三人が答えるのを訊いていただけ。みんな、来年度の重要さとか、現状と来年度までの目標とかを話すというばっかりで、相手の事情をまず聞いたりしないんだなあと思ってたら、最後に教室長が、まず話を聞きましょうと云ったので、なんだ俺の思ったとおりでよかったのかと一安心。
授業は小 3 の算数。H さんもしっかり割り算ができるようになっててめでたしめでたし。今日は割り算の筆算の続き。といっても、あまりが出るだけなので快調そのもの。文章題もきちんとできてたし、何の問題もないね。
で、その授業を終えるなり荷物をまとめて岩槻へ。朝の煙草が詰まりまくりのパイプによるものだったので、コンビニでホープを購入。一服してから電車に乗る。ホープ 1 本ぐらいじゃ吸った気がしないのに少し驚く。刻み煙草の強さに慣れてしまったらしい。厭だなあ。
岩槻では中 1 の授業。平面図形の初回だったので、説明することがやたら多くなってしまった上、初対面の中学生だからやたら大人しく、結果として、こりゃ自分が受けたらものすごくつまんねー授業だとしか思えねえなあ、という授業になってしまった。しかし、他にどうしようもないよ、ありゃあ。
授業後、生徒たちはさっさと帰って行ったので、やることもないしと、こちらもそそくさと帰宅。まあ、南浦和で乗り換える際、間違えて逆方向の電車に乗ってしまったので、結果として帰宅できた時間はいつもと大差なかったが。
すっかりチェックしなくなっていたが、橋本治の本で読みたいものがいくつか出ていた。『BA-BAH その他』(「組長のはまったガンダム」という短篇が読みたい)、『いちばんさいしょの算数』(まあ、仕事柄)、『ひらがな日本美術史』(単純に面白そう。新潮社から出てる国語の教科書もちょっと見てみたい)。
藤崎と Skype。モルガン・スタンレーの発表が今日だったらしいが、連絡が来なかったので落ちたとのこと。まあ、あんな唐沢“パクり”俊一を講演会に呼んじゃう会社なんか、勤められなくったっていいじゃんかと励ます。しかし、藤崎の話を聞いてると、外資の金融に受かる人間は、超人みたいのばっかりである。東大医学部卒とか、司法試験通ってるとか、公認会計士の資格もってるとか。そっちで喰えよ! あと、TOEIC 940 点とれる人間だろうと帰国子女だろうと落ちるとか、意味わからん。どんだけの英語力が必要なわけ?
さっぱり返事の来ない Southern Lord だが、業を煮やして再度メールすることにした。今回は問い合わせではなく、正式な注文としてだ。これなら返事も寄越すだろ。てか寄越せ。正式な注文ったって、メールを書いただけなので、支払い方法とかその辺のことも何も決まってないのだが、マジ、これ無視されたらどうしてくれようか。メールオーダーでしか限定レコード買えないよーって云っといて、メールオーダーを無視されたんじゃあどうしようもねえじゃん。
今日は給料日なので少し太っ腹気分。どうせ Southern Lord に注文するなら、送料を一回分で済ませたいからまとめてたっぷり買おうと思っていたのだが、だからって 5 枚(うまくいけば 6 枚)も注文して、うち 4 枚がレコードってのは送料バカ高い気がする。あそこ、レコード代金と同じぐらい送料とるからなあ。倍じゃん!
俺がほしがっていた『ナンバジャズ』と『ギターデュオ』の特典 CD-R はまだ残っている模様。さっさと Southern Lord の件に決着をつけて、そっちも注文してしまいたい。
とか思っているわけだが、金に余裕があるなんてことは全くなく、藤崎に借金の申し入れ。だってよー、定期代 8 万とか出せねえもんよー。定期代は給料とは別にさっさと振り込んでくれるらしいので、それが振り込まれ次第ちゃっちゃっと返しますという約束で承諾してもらう。まあ、そうでなくても貸してくれたっぽいが。
あれ。12 月って、Table of the Elements から片面レコードシリーズの目玉、Stephen O'Malley のやつと Fennesz のやつが発売される月じゃないっけ? やべえ。金が足りん……。まあ、この辺は藤崎にカード借りて支払うことになるだろうから、実際の支払期限はまだ先だが。その辺のレコード買うとき、ついでとかって別なものも買っちゃうだろうからなあ。最近お気に入りの Peter Wright とか……。
しっかし、Peter Wright いいぜ。このどんよりとして、それでいてサイケに奏でられるギター。た、たまらん。
しつこくパイプの掃除をしていたのだが、朝、寝る前にトライした縫い針で突っつくという手法と洗浄液による洗浄をさらに繰り返し、ぶひぶひティッシュに向かって息を通しまくっていたら、すぽんと爪楊枝の先らしき物体が飛び出た。こ、これだったか! どうやら、爪楊枝で掃除したときに先が折れてその儘つまったらしい。もう二度と爪楊枝で掃除しねえ。
それにしても、詰まりの取れたパイプは快適そのもの。ちょっと息を吸うだけでもりもり煙が肺に流れ込んでくる。ああ、うまい。死に向かってまっしぐらという感じはしなくもないが(笑)。
藤崎の話に付き合いつつ、夕食の準備。茄子と豚ひき肉のラー油炒め。まあ、例によってラー油なしの唐辛子代用だが。最近、油がめっきり高くなったので、ケチって買わずにいたら遂になくなってしまった。それでも今日だけは仕方ないと茄子を炒めてたら、いつの間にか煙がもくもく。それを検知して、9 月だったかに新しくつけられた報知器がピーピーやかましく鳴り響く。ぎえー、なんじゃこら。なるほど、これなら寝てても起きるね。止め方がわからなくて困っちゃったじゃないか。
夕食後、やる夫で学ぶサブプライム問題を読んでいたら、そこからリンクで次々とやる夫シリーズを読んでしまい、挙げ句、飛び火してハムスター速報を読みまくってしまった。なんたる時間の無駄遣い。なんか夜が明けてるんですけど……。
その後もだらだらハム速を読んでしまって、寝たのはなんと 11 時。あかんがな。
寝て寝て寝まくる。起きたのは夜 7 時過ぎ。だから、明日は仕事だっつーの。アホかね、俺は。
布団から出たら寒いなーなんて思いつつ宮崎哲弥の本を読んでいたので、朝飯を喰う暇もなく、つるかめに買い物へ出かける羽目に。肉など買って帰宅。
ところで、俺は台所洗剤にキュキュットを使っているのだが、そろそろ切れそうなので詰め替えパックを求めて西友とドラッグストアを行き来してみたところ、なんと俺の愛用している若竹がどこからも消えてしまったことが発覚。俺の気に入った製品ってすぐ消えるな……。マスカットとかオレンジとかやだよ! といって、緑茶もなんかやだしなあ。困った。それにしても、なんでドラッグストアより西友のほうが少しだけ安いんだ。ドラッグストア巡りして損したじゃねえか。
帰宅して日記を書いたり藤崎と Skype したり髭抜きしたり。ホント、髭って最高に忌々しいな。なんで次々と生えてくるんだろう。処理するのが面倒でしょうがない。抜くだけで 2 時間ぐらいかかっちゃったよ。日記もたまりにたまってたので、ここまで書いた時点で既に 5 時。今日、なんにもしてなくねえ?
そういえば、来月からは定期を買っていいとのことなんだが、んな軽く云われても、3 ヶ月分の定期っていくらするか知ってんのか?って感じ。駅探によると、3 ヶ月でなんと 77920 円。そんな金ないよ! あとで払ってくれるのは知ってるけど、取り敢えず立て替える余裕がねえっつーの。しょうがねえ、藤崎に借りるか……。多分これはすぐ返せるはずだし。しかし、8 万弱て。
夕食は 豆腐と豚ひき肉のレンジ蒸し。簡単だがうまい。
『未来を写した子どもたち』が上映中なので観に行きたいが、いつになることやら。わざわざ映画館で観る映画でもないような気はするが、俺には DVD を借りて見る習慣がないので映画館で見逃したら、見る機会なさそう。
ところで、『十五少年漂流記』って、ホントは『二年間の休暇』ってタイトルらしいね。JOJO 広重の日記で知った。福音館文庫から、省略なしのバージョンで出ているらしい。子どもの頃に楽しく読んだっけなあ。子ども向けの省略がないバージョンも読んでみようかな。
家に読む本がなくなってきたので、所沢図書館に 3 冊ほど予約。ハードカバーを平気で持ち歩く俺だが、さすがに自分の本はぼろぼろになってしまうのであまり持ち歩きたくない。その点、図書館の本はビニールカバーがしてあるので、気兼ねなく持ち歩けるのがいい。しかし、山本精一のエッセイ集なんか予約して、ホントに読むのか、俺。
Oblivion しよっかなーと思ったが、明日の授業の準備をろくすっぽしていなかったので、ざっと目を通して準備。はー、めんどくさ。まあ、中 1 なので内容は大して難しくない。ただ、こういう初めての概念を教えるのって難しいから、そこをきちんと考えなきゃなあ。まあ、図形に関する記号の導入と扇形とかだし、なんとかなるか。
夕食後、少しだけ Oblivion。Oblivion ゲートの 1 つを閉じに出かけたのだが、Sigil Stone が全然お目当ての Spell Absorption の効果を持つものになってくれないので、諦めてやめる。とはいえ、ゲートを一つ閉じようとしただけで軽く 2 時間ぐらい経つのだから恐ろしい。もう 8 時だよ。やべえ。
ところで、ここ数日、わがパイプの調子が非常に悪い。吸い口のほうがかなり詰まっている。熱湯をかけてタールを溶かす方法もだめ、ガスコンロで直接あぶってもだめ、洗浄液を使ってもだめなのでお手上げ。吸うのにめちゃくちゃ苦労する上、そんだけ苦労して吸ってもちっとも煙が吸えない。困るなあ。
『新書 365 冊』をちょっとだけ読んで寝ようと思ったのだが、読み進めてたら、前に読んだ部分に到達してしまい、それ以降は既に読んでしまっていたので、読了してしまった形になる。なんかここ一週間、速いペースで読み終えてるなあ。ようやっと普段のペースに戻ったか。
9 時過ぎ、就寝。
12 時半、藤崎起床。2 時半から en japan の説明会だかなんだかに行く予定だったが、行く気がしないからってんでエントリーシートなど書いていた模様。しばらくして藤崎も布団に来たので、二人してぐうぐう寝る。
夕方頃、起きてセックス。今度はまあ前ほど情けないものではなかったが、正常位から後背位にした途端、やっぱりすぐ果ててしまった。正常位だと全然余裕だったのになあ……。なんだってんだろう。正常位でやってたときにばてばてだったからだろうか。ホント、セックスって疲れるよ。
明日はゴミの日だし、Oblivion したかったりもしたので帰ろうとは思っていたのだが、寒いのもあってなかなか決心がつかず、だらだら布団の中で過ごす。10 時過ぎになって業を煮やした藤崎に「どうするの?」と云われたので、着替えて帰ることにした。
で、西友で藤崎の買い物に付き合い、帰宅。
西友に寄って晩飯の材料を見繕う。豚ひき肉が家にあるので、それを使って茄子とのラー油炒めを食べたかったのだが、茄子が高くなってしまっていたので断念。他の料理も思いつかなかったので、しばらく安い肉を探し、水炊きに決定。ポン酢と七味唐辛子で食べるの、うまいんだよなー。
帰宅してから藤崎と Skype。藤崎が 600 字で書かなくてはならないエントリーシートの原稿が 800 字ぐらいになってしまってどうにも縮められないと云うので、短縮してやることに。元の文章はこんなの。
私の長所は努力を惜しまないことです。私は大変凡庸な人間で、自分よりも優秀な人を何人も知っています。高校時代の恩師にも、「君は才能を持って生まれたタイプではない」と言われました。しかし、その言葉には「でも、地道な努力を続ける人間だ」という続きがあります。高校時代は遠距離通学で、朝は 4:30 に起きてお弁当を作り、帰宅時刻は 7 時~ 8 時頃。それでも家庭学習の時間は 3 時間程度(受験時はそれ以上)とり、毎日課題と予習復習を欠かしたことがありませんでした。大学に入ってからも、予習復習は欠かしておらず、授業以外でもフランス語の勉強をしたり、授業内で紹介される参考文献を読んだり、時には授業中にまとめきれなかった自分の考えを家に帰ってから整理し、教授にメールを書いたこともありました。フランス語の習得に関しては、日本ではなかなか会話の機会が作れないため、マンツーマンレッスンを受けたり、mixi を通してフランス人の友人を作ってみたりと、自分のできる努力は最大限やると決めています。この努力こそが、凡庸な私が非凡な人たちに追いつくため、追い抜くための武器であるし、私らしさであると考えています。
一方で、成果主義という言葉もあるように、努力をしても結果が出せなければ意味がありません。私はその言葉を大学受験を通して大きく感じました。私のそれまでの努力はほとんど結果が伴っており、何でもやればできると思っていました。大学受験で惜しくも志望校に受からなかった私は、愕然としてしまいました。誰だって努力が実を結ばなかった時は落ち込むと思いますが、私は少し、失敗に拘りすぎてしまうようです。それが私の短所だと思います。しかし、大学生活を通して気づいたことは、努力の成果を出す場面は一つではない、ということです。今回は結果が出せなかったが、別の機会で出せるかもしれない、と考えるようにしています。しかし、失敗から学ぶ、ことも忘れてはいませんし、成果が出ないときは自分の努力の方向性を考え直さなければならない、とも思っています。
で、以下に載せるのが俺の改訂バージョン。ちなみに、藤崎が書いている「長所は努力」というネタは、前に藤崎が自己 PR が書けないと困っていたときに、俺が書いてやったものの流用である(笑)。
私の長所は努力を惜しまないことです。高校時代の恩師には、「君は才能を持って生まれたタイプではない」と評されましたが、その言葉は「でも、地道な努力を続ける人間だ」と続きます。
高校は遠距離通学で、朝 4:30 に起きて弁当を作り、帰宅時刻は8時頃。それでも家庭学習の時間は 3 時間(受験時はそれ以上)とり、毎日課題と予習復習を欠かしたことはありません。今も予習復習はもちろん、授業外にはフランス語の勉強、授業内で紹介される参考文献の通覧をしています。授業中にまとめきれなかった考えを整理して、改めて教授にメールしたこともありました。
フランス語に関しては、なかなか会話の機会が作れないため、個人レッスンを受けたり、mixi を通してフランス人の友人を作ってみたりと、できる努力を最大限しています。こうした努力こそが、才能ある人たちに追いつき、追い抜くための武器であるし、私らしさなのです。
一方で、私はその長所にしか自信がないため、努力が失敗に終わると、そのことに拘りすぎてしまう性向があり、それが私の短所になっています。そのことを痛感したのが、大学受験の失敗でした。
しかし、その後の大学生活を通して、そのとき結果が出せずとも、別の機会で出せるということに気づき、失敗から学ぶ大切さや、成果の出ないときが努力の方向性を見直す時期であることを知りました。失敗に拘った結果、努力の質を改善できるようになったのです。
で、これだと少し 600 字をオーバーしてしまう上、最後が弱いのでさらに改訂。次に載せるのが決定稿。
私の長所は努力を惜しまないことです。高校時代の恩師には、「君は才能を持って生まれたタイプではない」と評されましたが、その言葉は「でも、地道な努力を続ける人間だ」と続きます。
高校は遠距離通学で、朝 4:30 に起きて弁当を作り、帰宅時刻は 8 時頃。それでも家庭学習の時間は3時間以上とり、課題と予習復習を欠かしたことはありません。今も予習復習はもちろん、授業外には仏語の勉強、授業での参考文献の通覧をしています。授業中にまとめきれなかった考えを整理して、改めて教授にメールしたこともありました。
仏語に関しては、なかなか会話の機会が作れないため、個人レッスンを受けたり、mixi を通してフランス人の友人を作ってみたりして補う努力をしています。こうした努力こそが、才能ある人たちに追いつき、追い抜くための武器であり、私らしさなのです。
一方で、私はその長所にしか自信がないため、努力が失敗に終わると、そのことに拘りすぎてしまう性向があり、それが私の短所になっています。そのことを痛感したのが、大学受験の失敗でした。
しかし、その後の大学生活を通して、そのとき結果が出せずとも、別の機会で出せるということに気づき、失敗から学ぶ大切さや、成果の出ないときが努力の方向を見直す時期であることを知りました。今は、そうした気持ちの切り替えがすぐにできませんが、それができれば、私の短所は長所を磨く材料になると思っています。
こういう文章をでっち上げるのは、我ながらなかなかうまいと思う。全然どうでもいい能力でしかないが。とはいえ、俺は就職活動をマトモにしたことなんかないし、人事のこともさっぱり知らないので、これが優れたエントリーシートなのかどうかは知らない。藤崎のよりは簡潔だし、まとめかたもいいかなという程度。藤崎は「麻野先生すごいね、なんでこんなの書けるの?!」とか云ってくれたが。
ちなみに、藤崎は外資系の企業ばかりを狙っているのだが、それは外資系企業のほうが女性に対する待遇がずっといいからなんだそうだ。一般職なんてのはないし、女性でも仕事ができれば男性と同じ扱いで出世できるところがいいんだと。俺はその辺のことちっともわからないが、確かに藤崎みたいに結婚とかしても仕事を続ける気まんまんの人間にとっちゃあ、平等なほうがいいに決まってるよな。
金融系ばっかりを受けている理由はよくわからない。一応、志望理由書なんかも見せてもらいはしたが、藤崎は熱しやすく冷めやすいタイプなので、取り敢えず外資の中でも目立つ金融系に今は惹かれてるだけじゃないかなーと思う。だって藤崎、俺より金融について知らねえんだもん(笑)。水曜の夜だったか、いかに投資というのがこの世の役に立ってないかを説いて聞かせたら、「なんかすっげー金融が嫌いになった」とか云ってたしなあ(笑)。
なんでそういう話をしたかってーと、藤崎が志望理由書の書き方で悩んでいて、「大学では文学部に所属し、哲学や小説の読み方など、実学とは逆のものばかり学んできました。そういうものを好んだのは、謎が謎を呼ぶからです。私が金融に着目したのも、知れば知るほど謎が深まるからです」とかいう筋で書くつもりだと云っていたので、俺が「それじゃあインパクトが弱いから、実学とは逆のものばかり好んできて、就職を考えたときに、最も役に立ってない商売は何かと考えて金融に辿り着いた、ってのはどうだ?」と提案してやったのだ。こんなこと書くやつはいないから目立つだろうが、まあ、落ちるね(笑)。
藤崎は先に寝てしまったので、日記でも書こうかと思ったが、面倒だったのでやめ。ジャック・リッチーを読み終えて、宮崎哲弥の『新書 365 冊』を読んだり、久しぶりで Oblivion やったり。
Oblivion は、メインクエストをちょっと進めたため、Oblivion ゲートというのが方々で開くようになったので、それを発見しに世界中をうろちょろ。あるわあるわ、50 個のランダムゲートのうち、20 個ぐらいが開いていた。これ全部閉じるのか。めんどくせー……。メインクエストを進めれば勝手に閉じるのだが、自分で閉じれば例の Sigil Stone がもらえるので、なるべくたくさん閉じたい。というか、ゲートを閉じた数というのは記録されるので、せっかくなら最大数の 60 個を目指したくなってしまうのだ。
が、ゲートを探しながら Oblivion に関する攻略記事だのブログだの読んでたら明け方になってしまったので、ゴミを出して就寝。
早く寝ちゃったので早く起きて Oblivion ちょっとやったりしようかなーなんて思っていたのだが甘かった。やっぱりぐうぐう寝てしまい、起きたのは 12 時過ぎ。朝食を摂って身支度を調える時間ぐらいしかなし。
電車の中では授業の準備など。三郷に着き、授業で必要なプリントなど用意しようとしたが、土曜の授業はちょっと特殊で、文系と理系の授業をいっぺんにやるため、プリントがどっさりまとまっていて戸惑う。先に授業をやる先生がまとめて持って行っちゃっていいんだそうな。出席簿も北越谷とは置いてある場所が違ったので戸惑った。別の校舎はいろいろと勝手が違ってわからん。普段の校舎もまだ慣れてないのに(笑)。
授業そのものはそれほど問題もなく進められた。最初は小 5、次に小 6 を 2 時間だったのだが、どっちの授業も大受け。いやホント、小学生はノリがよくて助かる(笑)。中学受験の算数とか理科って難しいから教えるのやだなあと思ってたけど、子どもたちがかわいいのでちっとも苦じゃなくなってきた。
ただ、8 時 15 分からの中 3 の授業はうまくできたとは云えない。だってすげーノリ悪いんだもん。やりづれえぜ……。あとで聞いてみたら、もともと大人しいクラスなんだとのこと。じゃあ俺の所為ばかりってわけでもないのか。でもなあ、やっぱり生徒との一体感てーんですか、そういうのがなかったから、あの授業はダメな授業だよ、多分。難しいわあ。
S 先生宛に授業報告をまとめて退勤。驚いたのは、7 時半とか 8 時で退勤予定の先生たちが、軒並み残って生徒の相手をしていたこと。退勤したの、俺が一番はええんだもん。いやはや熱心なことで。そういうのって残業代つくの? この前、残業は事前申請じゃないとダメ!みたいな厳しいお達しが本部から来てましたけど。
そそくさと藤崎の家へ。予定より早く退勤できたので、11 時ちょっと過ぎに藤崎の家に着いたのだが、オートロックのドアの前で藤崎の部屋を呼び出すも応答なし。嘘!? ちゃんと家を出る前にメールしたはずだが。予定が合わなくなったから来ちゃダメ!みたいな返事でも来てたんだろうか。家を出る前に返事来なかったからなあ。
などと途方に暮れていたが、藤崎の郵便受けに、何やら紙が挟まっていたので取り出してみたら「鍵を置いていくので、勝手に入ってて」というメモだった。IIoヒoコとかいう変な顔文字みたいなのが書かれていて、何かと思っていたのだが、よくよく見たら「パピコ」だった。わかんねえよ!
無事に鍵をゲットし、藤崎の家に上がって待つこと数分、藤崎も帰ってきた。mixi で知り合ったフランス人に会ってくると云ってたが、随分と長くかかったんだなあ。そのフランス人は、例の新卒募集がないとわかった会社に勤めてて、会社の話を聞く予定だったらしい。ま、会う直前に新卒募集がないとわかってしまったので、聞くことねーと藤崎は嘆いていたが。
しかも、藤崎は投資銀行を狙っているのに、そのフランス人は勤めてる部署が IT 部門らしくて、ほとんど参考にならなかったとのこと。何やってんだか(笑)。
藤崎が買っておいてくれたサイコロステーキを食べ(つけあわせのコーンは藤崎がばくばく食べていたが)、風呂に入って、しばらく藤崎としゃべっていたのだが、藤崎が先に寝てしまったので、持ってきていたジャック・リッチー『ダイアル A を回せ』読んだりしつつ、しばらくしてから就寝。
9 時半、起床。フレンチトーストを作って食べ、身支度を調えて出勤。10 時半に清瀬を出る電車に乗らなくてはならない、ということになっていたのだが、実際にそれに乗って行ったら、春日部に着いたのはなんと 11 時 35 分。なんだ、ほぼ 1 時間しかかかってないじゃないか。ちょっと早く着いてしまったので、コンビニで少しだけ立ち読み。久しぶりでガンツを読んだが、話がさっぱりわからん。
そうこうするうちに 45 分になったので出社。なんか、うちの教室の 8 先生と O 先生しかいないんすけど……。みんな、けっこうぎりぎり出社なのね。
12 時、6CA 会議開始。もちろん、時間には全員きちんと揃っていた。うちの教室の K 先生は来てなかったが(遅刻かと思ったら、体調不良だったらしい)。東埼玉ブロックの全教室が集まるのかと思っていたが、うちと三郷と春日部の三教室だけだった。せんげん台と岩槻だって、ここからすぐじゃん。なんで今日じゃないんだ?
6CA 会議というのは、その名の通り、各教室の 6C クラスと 6A クラスの現状報告をする会議。目標校はどこなのか、各生徒ともに安全校は確保してあるか、校舎ごとでの地域重点校(春日部共栄、獨協埼玉、開智の 3 つ)に何人入れられる予定か、というのの確認をして、その他、生徒にどんな感じで受験校を薦めるかとかそういう話。
いろいろと中学の名前を覚えられたので勉強にはなったが、これって来年も東埼玉にいれば役立つって話だよなあ。俺、来年も東埼玉ブロックなのは厭だよ、正直なところ。遠いんだもん……。馴染みない学校ばっかで途方に暮れるしさあ。しかし、それだと何しに来たんだかわからんな、今日。
意外だったのは、ほとんどの生徒が埼玉の私立中学をメインで考えていること。以前のトコでは、場所がひばりヶ丘(西東京市)だったこともあって、やっぱり都内の学校がメインで、となると 2 月 1 日(都内の上位校が一斉に試験をやる日)が決戦だったのだが、こちらはどうも事情が違うらしい。2 月 1 日の話、あんまりなかったもんなあ。
2 時、会議終了。会議後、三郷の S 先生と明日の打ち合わせ。明日は三郷で授業がたくさんあるのだが、それはこの S 先生が結婚式で休むためらしい。この時期だからいいけど、1 月とかだったらマジ泣くなあ。授業プリントをいただき、どんな感じで進めればいかも詳しく教えてもらう。
そんなわけで、俺一人、同じ教室の先生方とは一緒に帰れず、一人で北越谷へ。電車内で、水曜に清瀬の西友で買ったメロンパンを頬ばる。着いたら 3 時過ぎ。本来の出社時刻は 4 時 20 分なので、それまでやることも特になく、飯とか喰ってきてよかったのかなーと思いながら教室へ行ったのだが、教室長と事務の方々が新しいコピー機の説明を熱心に受けているだけで、俺より先に春日部をあとにした先生方の姿はなし。やっぱり。飯を喰ってきてよかったんですね……。
いったん教室に入ってしまうと、なんだかそこから抜け出すのもばつが悪いので、しばらく明日以降の準備などしていたら、火曜に早めに来るように云っておいた H さんが来たので、この前できるようにしてあげられなかった割り算の筆算を教えることに。
4 時過ぎ、割り算の指導を終える。4 時半からミーティング。まあ、大した話はなし。今月いっぱいで事務の S さんが辞めてしまうので、その送別会を来週末にやろうという話が出ていたが、なんと俺は来週末(土曜)に北越谷に来ていないので出席できない。今週もだけど、なんで土曜は別校舎なんだよ!
ミーティング後、件の来週の土曜の授業について、春日部から電話。髪の毛キメキメで会議のときも目立っていた(いや、俺が勝手に気にしてただけだが) O 先生より。来週末は O 先生が休むため、その授業を俺が代替することになっているらしい。いや、いいけどさ、なんで正社員の授業ばっかふられるわけ?? 責任重大っぽくてプレッシャーなんですけど……。
4 時 50 分からは 3R の理科。前に見学したときはうるさいクラスだなあと思っていたのに、俺が授業したらえらく静かで、中学生の心を摑むのって難しいのね、と落ち込んだのだが、2 度目の授業である今回は、生徒たちもぎゃあぎゃあ騒いでくれて、まあ明るく楽しい授業だった。
面食らったのは、「先生、この前の授業のとき、細胞分裂のネクタイしてましたよね? 先生の第一印象はそれですよ」と云われたこと。そんなネクタイ、持ってねえよ! さんざん頭をひねったが、やっぱりそんなネクタイは思いつかない。どのネクタイのことを云ってるんだ? あれかな、トトロのやつかな。
しっかしこのクラス、R のくせに、E と同じぐらい、いや、E より進みが遅かった。俺が生徒たちを押さえきれず、話に乗ってしまった結果だなあ。今度からはもっと厳しく、スピーディーに進めなくては。あと、まとめてたくさん問題をやらせるのは得策じゃないかも。ちょっとずつ区切った方がうまくいくかもしれん。次回、試してみよう。
そのあとは寺子屋の監視。寺子屋というのは、まあ自習室のことだ。また中 2 の相手じゃねえだろうな、と危惧していたが、中 2 はこの時間、正規の授業があったので心配は杞憂に終わり、小学生たちが熱心に勉強していただけだった。
が、その小学生たちは 8 時になるとみんな帰ってしまったので、いきなり仕事を失ってしまった。明日以降の準備とかしてもいいんだが、やっちゃいかんと云われてることをやりたくないなあと思ってたら、教室長から、明日の「のびる力診断テスト」略してのび診の電話連絡を小 4 の家にしてくれと云われたので、電話業務に勤しむことに。
で、電話は顔が見えないので、褒めるのを 7 割にしろと云われたんだが、どこをどうとっても褒められそうもない生徒が一人いて困惑。どないせえゆうねん、こんなもん。なんもできとらへんがな。がんばって以前の授業で冴えてたこととか思い出してみたが、やっぱり無理。うんうん悩んでいたら、授業を終えて戻ってきた K 先生が引き受けてくれた。すいません、ホント……。
というわけで、電話した家は結局たった 1 つ。ただ、今日の授業前に割り算を見てあげた H さんの家に、補習の報告がてら電話しておきたかったので、教室長に許可をもらって電話。「割り算できるようになりました」と云ったら「ホントかなあ」とか疑われてしまった(笑)。いやいや、ホントですって! で、宿題のやらせかたについて、すぐやったら意味がないので、ちょっと間を空けてください、と伝える。
電話のあと、教室長に「すぐやらせちゃっていいんだよ。それで、また同じのをもう一度やらせればいいんだから」と云われて、そういう手があったかと反省。だよなー。できるうちに一度はやらせておいたほうが定着するよなー。今度からはそういう手を使おう。
電話がけも終わって仕事をした気分になったので、遠慮なく明日以降の準備。明日はまあいいとして、来週の準備が大変すぎる。なんせ火曜は北越谷に来てから岩槻へ、木曜は北浦和へ行ってから北越谷へ、金曜は岩槻へ行ってから北越谷へ、土曜は春日部へ、といった具合で、一箇所に安住できる日が全然ない。教材は基本的に北越谷で手に入れることになるので、どれをいつ持って帰るべきか、きちんと整理しないとわけがわからん。
そんなわけで、まず、どの教材をいつ持って帰ればいいのか、そもそも必要な教材は何なのかを調べることからスタート。めんどくせえええええ。そういや、すっかり忘れてたけど、今日の会議が終わったあと、12 月にまた岩槻で 2G を見ることになるって伝えられたな。なんでだよ! 普段みてる先生は何してんだよ!! まあ、あのクラスはうるさいだけで、北越谷みたいにうざいやつはいないからまだマシだけど……。
結局、10 時過ぎになってようやく整理完了。整理ができただけで予習はちっともできていない。まあ授業数自体はそれほど多くないから、来週になってからでもなんとかなるだろ。
煙草を吸いに駅前の喫煙所に行ったら、K 先生がいたので談笑。なんでも、これからみんなで夕食へ行くらしく、俺も誘ってくれたのだが、うちではそろそろ藤崎の家へ行く前に冷蔵庫におろしておいたハンバーグが腐る可能性があったのでお断りする。
その会話でハンバーグのことを思い出したので、煙草を吸い終わったあと Shop 99 へ。俺は出来合のハンバーグをほとんど買わないのだが、その理由は自分で作った方が安上がりであるのと、出来合のやつはなぜだかやたら分厚く、火の通りが悪くなってしまうからなのだ。
が、あまりに安い場合は手間賃だと考えて出来合のハンバーグを買うこともあって、今日はまさにそれなんだが、火の通りを解決するために、前に藤崎が作ってくれた煮込みハンバーグにしようと思ったわけ。で、Shop 99 へ煮込むためのデミグラスソースを買いに行った、と。
なのに、デミグラスソースなんて気の利いたものは売ってないんだから参った。ホワイトソースはあるのにデミグラスがないってどういうことだ。生焼け問題の解決法を煮込み以外に求めるのは面倒だったので、代替品を探すことに。結局、ハヤシライスのルーで代用することにした。
電車内は、行きもだったが帰りも読書。『ジーヴスと封建精神』が面白くてたまらん。毎度毎度、同じような話で、二転三転する揉め事をジーヴスが美事に(?)解決するというそれだけの小説なのに、電車内でも笑いが抑えられない。今年は本を読むペースがすげえ遅いなあと思っていたのに、ジーヴスはさっさと読み終えてしまった。読んでるうちは続きが読みたくてたまらず、読み終えたらもっとじっくり読めばよかったと後悔させるウッドハウスの本って、娯楽の対象としては最高だよな。
帰宅したら留守電が 1 件。所沢図書館からだったのだが、なんと俺の予約していたウッドハウス本、長期延滞本だからってんで予約を取り消されてしまった。なんじゃそりゃ。延滞されてようがなんだろうが、大人しく待ってるっつーの。予約取り消す必要がどこにあんだよ!! その上、再び予約したい場合は本館か分館に来いだってさ。行くかよ、めんどくさい。
波戸からメールが 1 通。山野一にサインをもらった、という自慢。うん、まあ、その、俺以外に自慢の相手がいないというのはわかるんだけど、私、マンガにはそれほど思い入れがないもので、そんな羨ましくもないんです、すみません……。灰野さんのサインとかなら羨ましがるんだけどねー。マンガ家は、たとえ手塚治虫や荒木飛呂彦のサインであっても、どーでもいいなあ。いや、荒木飛呂彦が直筆でジョジョ描いてくれたってーんなら、死ぬほど羨みますが。
玄関にはおっかない手紙が一通。市役所から、「住民税払えっつーとるだろ。12 月 1 日までに 8 万、耳揃えて払わんと家財差し押さえるで!」というもの。ひえー。たすけてー。取り敢えず、次の給料が入り次第、住民税を払わなくては……。火曜が給料日で休みが水曜だから、水曜に払うしかない。銀行やってる時間、寝てそう……。
ハヤシライスのルーを使って煮込んだハンバーグはとてもおいしかった。ルーは半分しか使わなかったので、また別の機会に使おう。
日記を書いたり Oblivion したりしたかったのだが、飯を喰ったら寝てしまった。
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