個室ビデオ店、51%が違反 消防庁調査、なお高率総務省消防庁は3日、3月31日現在で全国に745店ある個室ビデオ店のうち、51・3%の382店で自動火災報知設備が設置されていないなどの消防法令違反があったとする調査結果をまとめた。 16人の死者を出した昨年10月の大阪・難波の個室ビデオ店火災を受けた3回目の調査。違反があった店の割合は昨年10月末の87・0%、昨年12月末の65・1%よりは改善したが、消防庁は「依然として違反率が高い」として、各自治体の消防担当者に重点的に指導するよう通知した。 主な違反では、自動火災報知設備は設置対象店568のうち97店、スプリンクラー設備は対象店24のうち4店で、それぞれ不備が判明。年2回の消防訓練については、対象店625のうち172店で実施が不十分だった。 個室ビデオ店以外で違反が確認されたのは、カラオケボックスが全体の35・7%の1990店、インターネットカフェと漫画喫茶が42・8%の876店、テレホンクラブが60・5%の89店。 【共同通信】 |
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