韓国のLGケム<051910.KS>、電気自動車向けバッテリー工場建設に7.94億ドル投資へ

2009年 06月 10日 14:44 JST
 
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 [ソウル 10日 ロイター] 韓国の化学大手LGケム(051910.KS: 株価, 企業情報, レポート)は10日、電気自動車向けの次世代バッテリー工場の建設に向こう4年間で1兆ウォン(7億9440万ドル)を投じる方針を明らかにした。

 主要顧客である米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)が米連邦破産法の適用を申請したが、電気自動車が急速に普及するとみて、大型投資に踏み切る。

 LGケムは、2015年までにバッテリー事業の総売上高を2兆ウォンまで引き上げるか、もしくは推定10兆ウォン規模とされる次世代バッテリーの世界市場で20%のシェアを獲得することを目指している。

 LGケムによると、電気自動車は2015年までに460万台まで普及する見通し。

 米ミシガン州に拠点を置く同社の米国部門であるコンパクト・パワーは、今年に入りGMの電気自動車「ボルト」向けのバッテリー供給契約を獲得していた。

 LGケムは、GM向けのリチウムイオン電池供給計画は順調に進んでおり、「ボルト」は予定通り2010年後半に発売される見通し、とあらためて表明した。

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