2009.05.29 Update ( Since 2001.07.15 ) Total 2887 days.
概要
このページでは、ベックのうつ病調査表 (BDI テスト) をもとに、現在の抑うつ度をチェックすることが出来ます。 カウンセリングや治療が必要なうつ状態なのか、目安として判定します。
この BDI テストは、初めて認知行動療法理論を始めた、アメリカのペンシルバニア大学の精神科医アーロン T ベック博士によって考案されたもので、 抑うつの程度を客観的に測る自己評価表です。 定期的に BDI テストを行うことによって、自分自身の気分の傾向を数値として測定します。 自分自身を客観的に見つめることができ、うつ病判定のひとつとして利用できます。
判定方法
各項目をよく読んで、最近 2、3 日のあなたの気分に一番近い答えのボタンを押します。21 の全ての項目に答えます。 最後に 「判定する」 ボタンを押すと、あなたの現在の抑うつ度が数字として表示されます。 「リセット」 を押すと全て初期化することができます。 判断に迷う設問の場合、感覚的に一番近いものを選びましょう。
ベックのうつ病調査表
- 10 点以下の方は正常です。気分転換をしたり、信頼できる友人と時間を共にすると良いでしょう。
- 11 点 〜 16 点の方は、危険信号です。悩みごとがある場合、信頼できる友人に相談するか、精神科の先生に相談しても良いでしょう。
- 17 点以上の方は専門家の診断を受けたほうが良いです。点数が非常に高くても悲観的になる必要はありません。このテストはあくまで診察の材料であり、結果ではないからです。診断は、精神科の先生が行います。
点数の結果による分類だけではなく、9 番目の項目も注意してください。
"自殺したいと思う" または "チャンスがあれば自殺するつもりである" にチェックをつけた方は、自殺を真剣に考えている危険性があります。精神科医もしくはカウンセラーの診察を受けることをお勧めします。
このページは いやな気分よ、さようなら デビッド T バーンズ 著より引用しました。