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一致指数、11カ月ぶりプラス=基調判断を上方修正−4月景気動向

6月9日15時1分配信 時事通信

 内閣府が9日発表した4月の景気動向指数(CI、2005年=100)の速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比1.0ポイント上昇の85.8となり、昨年5月以来11カ月ぶりにプラスに転じた。生産指数などが改善したためで、内閣府は基調判断を「悪化を示しているが、下げ止まりの動きも見られる」に上方修正した。政府は今月中旬に示す6月の月例経済報告で、景気の基調判断を上方修正し、昨年12月以来続いた「悪化」の表現を7カ月ぶりに削除する見通し。
 速報段階で一致指数を構成する9指標のうち、鉱工業生産指数、大口電力使用量、製造業の所定外労働時間指数、製造業の中小企業売上高など7指標がプラスに寄与した。一方、投資財出荷指数と有効求人倍率はマイナスに寄与した。 

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最終更新:6月10日10時4分

時事通信

 

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