岡山放送局

2009年6月10日 20時47分更新

県 補正予算案の内容発表


岡山県は6月定例県議会に提案する経済・雇用対策を柱とした補正予算案の内容を発表し、石井知事は「経済危機から脱却できるよう県の総力をあげて取り組みたい」と述べて、経済対策に全力で取り組む考えを示しました。

10日は午前中、石井知事をはじめ県の各部局の幹部による会議が開かれ、8日始まった6月定例県議会に提案する補正予算案の内容を確認しました。

今回の補正予算案は厳しい経済状況を受けて経済・雇用対策が柱となっていて、予算の総額は261億3000万円余りと、6月の県議会に提案する補正予算案としてはこの10年間で2番目に大きい規模となっています。

詳しい内訳を見ますと、失業者の再就職の支援や雇用の創出におよそ56億5900万円。

県の施設への太陽光発電装置の設置など、太陽光発電の普及を柱とした地球温暖化対策におよそ11億4500万円、そして低所得者への生活支援におよそ5億6900万円を計上しています。

会議のあと記者会見した石井知事は、「経済・雇用情勢は厳しい状況が続いている。1日も早くこの危機から脱却できるよう、県の総力をあげて取り組んでいきたい」と述べ、経済対策に全力で取り組む考えを示しました。