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医療・介護
NHO栃木病院、地域医療支援病院の承認へ(6月10日 05:00)県医療審議会病床整備部会(部会長・太田照男県医師会副会長)が9日、県庁で開かれ、国立病院機構栃木病院(宇都宮市、勝又貴夫院長)の地域医療支援病院の承認について同意した。近く福田富一知事に答申し、承認される見通し。県内では佐野医師会病院(2000年)、大田原赤十字病院(06年)に続き3番目となる。 同支援病院は、紹介患者への医療提供や病院の施設・医療機器などの共同利用、地域の医療従事者に対する研修の実施、原則として病床は200床以上など、医療法に基づく要件を満たした地域の中核となる病院。 承認されると、病院は診療報酬の加算措置を受けられる。病院と診療所などの間で連携が強まり、地域医療の質向上も期待される。 栃木病院は病床が462床(一般456床、感染症6床)。同病院ホームページによると、診療科は内科や小児科など計24ある。 県は県保健医療計画で、地域医療にはかかりつけ医がより高度な医療を要すると判断した場合、これらを提供できる病院に、患者を円滑に受け入れる体制が求められる、などの課題を挙げている。その上で将来的には、県内5つに区分される2次医療圏ごとに同支援病院を整備できるよう努める、としている。
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