ジョギングは「キツイ」「続かない」
と思っている人がほとんど。
ところが、ラク~に走れちゃうのに、
血糖、血圧、尿酸値などの数値を下げ
生活習慣病改善効果が絶大!
しかも、脳までイキイキさせちゃうと言う
不思議な走り方があったんです。
そのコツは「ある筋肉」を使わないこと!
この走り方をマスターすれば、
いつの間にかフルマラソンまで完走できちゃう!
そんなウソのようなホントの話をご紹介します。
魔法のようなジョギング法
【生活習慣病の改善=強い意志+食事制限】
自分にはこんなイメージがありました。ところが「このジョギング」を実践している人たちに会ってビックリ!
皆さん(1)よく飲む、(2)よく食べる、(3)よくしゃべる、そして(4)よく走る。
やりたいことは我慢しないで、すべてやる!
しかも、生活習慣病を克服する!
こんな理想的なことが現実に起きていたのです。
しかも今は健康法として走っているわけではなく、楽しいから走っているひとばかり。
きっかけは「健康」でも、
いつの間にか「走ること自体が楽しくなる」。
そんな魔法みたいな「このジョギング」の魅力を
多くの人に味わってもらえたらと思っています。
効果絶大の謎!
まったく疲れないジョギングがあった!?
今回のジョギングのポイントは「ある筋肉」を
使わないで走ること。
そうすれば、いつまでも走ることができるといいます。
疲れの指標である「乳酸」もほとんど増えません。
そんなことがあり得るのでしょうか?
実は筋肉は瞬発力がある「速筋」と持久力がある「遅筋」
の組み合わせでできています。例えれば白身のヒラメと
赤身のマグロです。
「速筋」を使わず、持久力の「遅筋」だけで走れば、
マグロが大海原で泳ぎ続けるかのように、
長~く走ることができるのです。
遅筋だけを使う唯一のポイントは、
歩くくらいのスピードでゆっくり走ること。
それが今回ご紹介する「スロージョギング」です。
平均的な40代の場合、
時速4~5キロ以下で走れば遅筋だけで走れるのです。
じゃあウォーキングでいいじゃん!
今回、時速4キロの同じスピードで、
ウォーキングとスロージョギングの消費エネルギーを
比較したところ、
なんとスロージョギングの方が1.6倍も多い
という結果になりました。
もし、1日20分、1年間、毎日
スロージョギングをした場合、消費エネルギーは
脂肪5.0kg分になります。
これはウォーキングのおよそ倍。
この差が体重減につながるのです。
体が激変する?!
いつの間にか、より長く!より速く!
運動習慣がなかった人がスロージョギングを
始めたところ3週間で、
「走ることに快感」を感じ、
「どこまでも走れる」感覚をつかみ、
「速く走ってもきつくない」という驚きの変化を遂げました。
いったい体の中で何が起きたのでしょうか?
筋肉内の毛細血管が増えた!
スロージョギングを続けることで、
遅筋の能力が向上します。
さらに、筋肉内の毛細血管が増えることもわかりました。
こうしたことから、今まで使われていなかった筋肉が
使われるようになり、
ラクなまま、より速く、より長く
走ることができるようになります。
さらにスロージョギングを続けることで、
効率よく糖や脂肪が消費され、
結果的に様々な生活習慣病が改善されるのです。
えっ?脳が大きく!
走れば気分爽快!だけじゃなかった。
スロージョギングを続けている人の中には、
「悩みがなくなった」
「怒らなくなった」
「決断力が付いた」など、
気持ちの変化を表現する人が少なくありません。
それは気分だけじゃないことがわかってきました。
アメリカの研究で、
高齢者が軽いジョギングを続けることで、
萎縮していた脳の一部が大きくなることが
わかったのです。
大きくなったのは、
判断力・決断力に関わる「前帯状皮質」と
ワーキングメモリ(もの忘れ)に関わる「46野」です。
ジョギングをすることで、脳の機能が向上する可能性があるというのです。
日本の研究でも、ジョギングをすることで、前頭前野の活動が活発になることが明らかになっています。
まだ細かいことまではわかっていませんが、
ジョギングをすることで、
脳にいい影響があることは確かなようです。
【実習コーナー】スロージョギングのポイント
ポイント(1)背筋を伸ばす
ポイント(2)やや前傾姿勢
ポイント(3)足はけらずに押すだけ
ポイント(4)ニコニコ&おしゃべりしながら
ポイント(5)きついと感じたら歩く
ポイント(6)1日30分を目標に!
(10分×3回など細切れでもOK)
※ヒザに炎症のある方へのご注意
痛みが出るようなら行わないでください
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