10日未明、川崎市のホテルで従業員の男性が硫化水素で自殺し、客ら26人が避難する騒ぎがありました。
10日午前0時過ぎ、川崎市麻生区のホテルから、「事務所で従業員が倒れている」と110番通報がありました。
警察が調べたところ、43歳のホテル従業員の男性が事務所の椅子に腰掛け、上半身を机にうつ伏せにして倒れており、病院に運ばれましたが、2時間後に死亡が確認されました。
男性は、頭からビニール袋をかぶった状態で、現場には薬品を調合した洗面器と、「死にたい」といった内容のメモが残されていました。
警察は硫化水素による自殺とみていますが、硫化水素がホテル内に漏れ、一時、客25人と従業員1人が避難する騒ぎとなりました。(10日11:16)