近畿2府4県と周辺県の知事や経済団体、国の出先機関のトップらが10日、大阪市内で開いた会議で、関西地方の将来像を示した「広域地方計画」原案を取りまとめた。
原案は、関西が目指す姿として、東京一極集中を是正する「日本のもう一つの中心」などと提示。関西空港など物流ネットワークの充実や、ドクターヘリ活用による医療の広域連携などを、実現のための主要プロジェクトとしてまとめた。
出席した大阪府の橋下徹知事は「関西が首都圏とのツインエンジンなのか単なる地方なのか、国が位置付けを」と主張。滋賀県の嘉田由紀子知事は、出先機関の予算の使い方について「踏み込んだ議論が必要だ」と指摘した。
出席者は、計画実現に必要な交通網などインフラ整備の方針案でも合意。橋下知事は近畿ブロック知事会でも同様の方針案をまとめたことを紹介し、整備の在り方について「優先順位など(の検討)で地方と連携をお願いしたい」と要望した。
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