「水都」テーマに安藤忠雄展――大阪・天保山、内外のプロジェクト30件超2009/06/10配信
建築家、安藤忠雄の建築や都市構想を取り上げた「対決。水の都 大阪vsベニス 安藤忠雄建築展2009」展が大阪市のサントリーミュージアム[天保山]で開催中だ(7月12日まで)。「水」を切り口にしたユニークな企画で、水都として共通点が多い大阪とイタリア・ベネチアにおけるプロジェクトなど国内外の30件以上について模型や映像などで紹介している。
大阪・中之島地区で展開する「中之島プロジェクト」は、壁面緑化や大噴水、水上プール、それに市民の募金で桜の木約3000本を植えるなどの計画。壮大なプランを伝える全長10メートル超の模型は迫力十分だ。 ベネチアについては、旧税関の歴史的建造物を現代美術ギャラリーとして再活用する「プンタ・デラ・ドガーナ再生計画」などを都市模型や図面、スケッチなどで解説。他にバーレーン考古学博物館など国内外の建築を多彩な展示物で浮き彫りにしている。
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