国内の新型インフルエンザ感染は9日午後、岩手、千葉、東京、神奈川、広島の5都県と、千葉県船橋市と神戸、福岡両市で計17人が新たに確認された。東北以北では初で、広島県でも初。成田空港検疫所でも海外研修を終えた甲府市の中学校の女子生徒2人について感染が確認され、国内の感染者は計485人となった。
岩手県では盛岡市の36歳の女性飲食店店員の感染が確認された。
福岡市は9日午後、新たに板付小、中学校の児童生徒6人の感染を発表。両校の感染者は36人になった。
東京都が米国から帰国した会社員男性(41)や男子大学生(18)、米国在住で足立区滞在中の男児(4)の計3人、千葉県船橋市が中学生2人、千葉県が松戸市に滞在中の男児(11)、神奈川県が中学3年の女子生徒(14)、神戸市が県立高3年の男子生徒2人、広島県が50代男性の感染をそれぞれ確認した。