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新型インフル感染、世界で2万5000人超す WHO発表

 世界保健機関(WHO)は8日、豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザの感染者数が世界全体で2万5288人になったと発表した。本格的な冬場を控えた南半球で、新型インフルエンザの感染拡大が次第に顕著になってきており、実際にオーストラリアでは感染者が1051人、チリでも411人に増えている。

 中南米のケイマン諸島(英領)やトリニダード・トバゴ共和国、ドミニカ、中東のアラブ首長国連邦(UAE)でも初めて患者が確認された。感染者が見つかったのは世界全体で73カ国・地域、死者は合計139人となった。

 感染者が多い国は米国1万3217人(死者数は27人)、メキシコ5717人(同106人)、カナダ2115人(同3人)だった。(08日 23:20)

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