報道発表資料 [2009年6月掲載]
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駅前放置自転車の現況と対策(平成20年度調査)について

平成21年6月8日
青少年・治安対策本部

 東京都では、毎年、駅前放置自転車等の現況について、各区市町村による調査の結果を収集・集計しています。
 平成20年度に実施した調査の結果がまとまりましたのでお知らせします。

1 主な調査結果(台数及び%数値は表示以下で四捨五入)

(1) 駅前放置自転車等の台数は、過去最少の6万4千台。[図−1]参照

 区市町村の継続した放置自転車等対策の結果、都内における駅前放置自転車等(自転車、原動機付自転車及び自動二輪車)の台数は前年から2万1千台(前年比25%)減少し、6万4千台となり、過去最少を更新した。平成20年度の放置台数は、過去最多の平成2年度と比べ約4分の1(24万3千台→6万4千台)に減少した。

(2) 自転車等駐車場の駐車可能台数は、過去最多の84万2千台。[図−1]参照

 自転車等駐車場の整備によって、駐車可能台数は前年から2万2千台増加し84万2千台、また、実駐車台数は前年から3千台増加し62万2千台となり、共に過去最多となった。

(3) 放置自転車等の年間撤去台数は、86万9千台。[図−4]参照

 平成19年度に区市町村が撤去した放置自転車等の台数は、過去最多だった前年から4万8千台減少し、86万9千台となった。持主に返還されたものは51万台、引き取られず処分されたものは38万8千台であった。
 (保管中の自転車等があるため、返還台数と処分台数の計は撤去台数と一致しない。)

2 調査方法

 東京都内各区市町村(島しょを除く)による調査
 平成20年10月の晴天の平日、午前11時頃を基準とし、自転車については100台以上、原動機付自転車・自動二輪車については50台以上の放置がある駅周辺(駅から概ね500メートル以内)を調査対象とし、放置台数がこれに満たない場合は0として表記した。
 なお、放置自転車等の撤去台数は、平成19年度の総数を調査した。

3 調査結果の概要

 別紙のとおり

問い合わせ先
青少年・治安対策本部総合対策部交通安全課
 電話 03−5388−3127