東北以北で初の感染確認 盛岡の女性が新型インフル岩手県は9日、盛岡市の女性飲食店店員(36)が新型インフルエンザに感染しているのを確認したと発表した。東北以北での感染確認は初。 岩手県によると、女性が勤める盛岡市の飲食店では、既に感染が確認されている千葉県船橋市の中学生らが5日に修学旅行で訪れ、1時間半ほど昼食を取ったという。 女性は生徒の出迎えや見送り担当で、盛岡市などは、女性が感染した生徒にどのように接していたかを調べている。この飲食店や生徒の宿泊先の従業員ら計400人以上を保健所が調査しているが、今のところ症状のある人はいないという。 女性は7日ごろから頭痛とのどの痛みなどがあり、9日に医療機関で受診。簡易検査でA型陽性となり、岩手県環境保健研究センターが詳細(PCR)検査し、感染を確認した。一時、38・9度の熱があったが、今は容体が安定している。 岩手県は9日夜、対策本部会議を開き、県内で感染者が増加した場合の対応などを協議。現時点では県内での感染拡大の恐れは小さいとして、学校や幼稚園などの臨時休校の要請はせず、推移を見守るとした。 【共同通信】 |
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