福岡市は10日、博多区の市立三筑小5年の女子児童(11)が、新たに新型インフルエンザに感染したことを確認したと発表した。板付小と板付中の児童・生徒計4人(8-14歳)と、板付小校区内に住む男性(31)の感染も確認され、市内の感染患者は6人増えて計42人、国内感染者は497人となった。
市教委は三筑小を10日のみ臨時休校としていたが、女子児童の感染確認を受け、10日から1週間休校に変更する。予防的措置として校区内にある三筑中は10日から、南福岡特別支援学校は11日から1週間休校にすることを決めた。休校措置は6校に広がった。
市によると、三筑小の女子児童は8日に感染が判明した板付小4年の女子児童のいとこで、6日に一緒に遊んでいた。
成人の男性は感染した児童・生徒の保護者ではなく、同居の家族には症状は見られないという。
=2009/06/10付 西日本新聞夕刊=