独島(ドクト、日本名・竹島)だけでなく、対馬が朝鮮(チョソン、1392〜1910年)の領土であることを示す中国の古地図が発見された。
釜山(プサン)外国語大の金文吉(キム・ムンギル、日本語科)教授は、1488年当時、明の使臣・董越が皇帝(英宗)に命じられ、朝鮮領土を見学した後、作成した見聞録「朝鮮賦」の4、5ページに出ている「朝鮮八道総図」を16日に公開した。この地図には、鬱陵島(ウルルンド)と独島(当時は于山島)だけでなく、対馬が朝鮮の領土として詳しく表記されている。
金教授が最近、日本のある大学・古文書室で見つけた「朝鮮賦」は、1717年、日本が漢字に日本の音を付けて制作した筆写本であることが確認された。金教授は「独島はもちろん、対馬まで韓国領土だったとの事実を裏付ける古文書が発見されたのに、日本はいったい、どういうつもりで独島の領有権を主張しているのか分からない」と話した。
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