君はいつか思い出す。今日がその始まりであったことを。 （キミイツ）

義務や役割をこなしながらも、好きなこと、楽しいことをする　（p.169−170より）

「さきほど、ベストを尽くすと言ったけれど、苦しみながらやれというわけではない。　普通の人は、たいてい会社や家族から期待されたことや、自分に課した義務や役割を生きている。　だから、何かを長時間やれというと、苦痛を感じると思う。　いやなことをずっとやらされるのだから、それも無理はない。

　幸せに成功している人は、何かをやる時、それを自分がやりたいことかどうかで、判断するのだよ。　好きなことや自分が楽しめることをやれば、その分成功する可能性もぐんと高くなる。

　時間は命だよ。　金持ちになれば、お金より、時間がはるかに大切なことがわかってくる。

　普通の人にとっては、もちろん、やりたくないといっても、そういう選択肢はないかもしれない。　そのときは逆に、それは与えられた仕事として、１００％の力を注ぐのだ。　それを楽しもうと決めてとことんやり遂げてしまう。　やるべきことは、すぐに片づけていく人だという評判がたつだろう。　そうすると、チャンスが舞い込むようになる。　いちばんいけないのは、何となく、ダラダラ仕事をしてしまうことだね。　成功していく人間は、イヤなことでも、やらねければいけないことは一息で片付けてしまうのだよ」

「 過去を受け入れ、未来をしっかりと見つめ、現在を真剣に生きるのだ 」　

　　　出典：「スイス人銀行家の教え」（本田健／大和書房），p248

エネルギーはまず大切なことに使いましょう　（p.116より）

あなたは幸福になるより正しくいたいがために自分を駄目にすることを追求し、それに浸っているかもしれません。　被害者の立場に執着し、あなたを抑圧しつづける人々や力に対し、自己欺瞞的憤りを向けることで感情的あるいは物質的に報酬を得ているのなら、自分の正しさを証明するために虐げられたままでいることを選択するかもしれません。　そうしながら負け犬であることにしがみつくのです。　そのような抗争は、抑圧者に対してごくわずかな効果しかなく、あなたには多大な影響を与えます。　抵抗の中に生きる時、あなたは自分の創造的な可能性を弱め、あなたの使命からも喜びからも離れてしまいます。　つまるところ、あなたの使命とは喜びなのです。

「 すべてはなぜかうまくいく 」　

　　　出典：「ある成功者の秘密」（アラン・コーエン／ダイヤモンド社），p177