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医師確保 改めて陳謝

2009年06月09日

◇八幡浜市議会 市長「認識甘かった」

  八幡浜市の大城一郎市長(44) は8日に開会した市議会6月定例会で、4月の市長選で公約した市立八幡浜総合病院の医師の確保について、「直ちに3人の医師を確保すると公約したが、結果を出せていない。 大変申し訳なく思っている」 と、改めて陳謝した。

  大城市長はこの日の総括説明で、「私としては到達できる目標と設定して選挙戦に臨んだ。 3人は確保したいという強い思いから目標を高く掲げすぎ、結果として十分な詰めができていなかった」 と述べ、「医師の異動が簡単ではないことに対する認識の甘さがあったことは否めない」 と反省の言葉を続けた。

  また、大城市長は「安全・安心なまちづくりと行財政改革、産業振興の3点を政策の柱としたい」 と所信も述べ、「救急患者の受け入れ体制の整備を含め、医師不足対策は緊急、最大の課題として全力で取り組む」 と語った。

  大城市長はこの日の市議会全員協議会で、市長選で公約した市長給与の10%カットと市長退職金制度を廃止する条例案を今議会に提案することや、副市長に橋本顕治・県南予地方局八幡浜支局長(58) を候補としていることも明らかにした。 (広川一)

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