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    ブレヒト
  
      
      
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        作成日時 : 2009/06/09 16:21
         
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    | ブレヒトって演劇には欠かせない名前だけど、どうもイメージがわかなかった。長谷川四郎訳の「子供の十字軍」(リブロポート)の絵本を持っているだけだった。長谷川四郎は片山敏彦の若き友人の一人。 「文学の子どもたち」(柴田陽弘 編著 慶應義塾大学出版会)を読んでいたら、ブレヒトの「肝っ玉おっ母」について次のような説明がされていた。
 
 肝っ玉おっ母の娘カトリンの死も自然主義的な批判では割り切れない様相を呈している。彼女は啞者であり、かつ兵士に暴行されたときに顔にできた傷をもつ彼女は「障害児」であるので、年頃になっても肝っ玉おっ母から子ども同然の庇護を受けている。大人になったのに普通の女性が望むようなおしゃれや恋を母親から認めてもらえない。つまりカトリンは大人であるのに子どもとして生きざるをえないというダブル・バインドに陥っているのだが、その苦しみを肝っ玉おっ母は理解できない。この無理解がカトリンの自殺的行為の遠因であるので母親には批判されるべきところがある。しかしその行為そのものは必ずしも母親の過失によって引きおこされたのではなく、以下にみるようにむしろカトリン自身の自発的な(と同時に自暴自棄的な)意志によるともいえる。
 
 うーん、これは私そのままじゃないですか!でももう死のうなんてしないけどね。
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