2010年「海フェスタ」成功を誓う 長崎市が推進本部設置
| 長崎市海フェスタ推進本部の看板を設置する田上市長(左)と智多副市長=長崎市、長崎商工会館
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二〇一〇年に長崎市と五島市、新上五島町を会場に本県で初開催される「海フェスタ」へ向け、長崎市は「市海フェスタ推進本部」を設置し、二十七日、市役所で初会合を開いた。
海フェスタは、海に親しむ環境づくりを目的とした全国規模の祭典。七月の「海の日」を中心に、記念式典や船舶の一般公開、体験乗船などのイベントを展開し、式典には皇族の出席が恒例となっている。
推進本部は、本部長の田上市長、副本部長の智多、椎木両副市長、文化観光部など関係十九部局長で構成。海フェスタの推進体制の確立や実施事業の検討などに取り組む。
田上市長は「海フェスタは、長崎と海の関係を再認識し、長崎の海産物のレベルの高さを全国に知ってもらう機会になる。行政だけでなく民間の力も引き出しながら、成功に導きたい」とあいさつした。
会合では、同市のメーン会場を松が枝ふ頭と水辺の森公園にする案や、開催地の二市一町を中心とした実行委員会の準備会を六月下旬に開く案などが提案された。
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