韓国の軍事費昨年は242億ドル、SPIRI報告
軍事費世界1〜10位は米国、中国、フランス、英国、ロシア、ドイツ、日本、イタリア、サウジアラビア、インド。韓国以下はブラジル、カナダ、スペイン、オーストラリアと続く。
1〜15位国のうち、1999年から10年間の軍事費増加率が最も高かったのはロシア(173.0%)で、中国(94.0%)、サウジ(81.5%)、米国(65.6%)と続く。韓国は51.5%で、相対的に高い増加率を示した。
2007年ベースの世界100大防衛産業メーカーをみると、米国が44社で最も多く、西欧が32社、ロシアが7社、韓国と日本が4社で並んだ。これら企業の売上高ベースで見ると韓国は29億ドルで、米国(2124億ドル)、西欧(1076億ドル)、ロシア(82億ドル)、イスラエル(50億ドル)、日本(48億ドル)、インド(37億ドル)に次いで7位となる。
過去5年間の兵器5大輸出国は米国(シェア31%)、ロシア(25%)、ドイツ(10%)、フランス(8%)、英国(4%)。5大輸入国は中国(11%)、インド(7%)、韓国(6%)、アラブ首長国連邦(UAE)(6%)、ギリシャ(4%)。
韓国は兵器輸入国合同3位で、輸入額の73%が米国産だった。米国の輸出量の15%を輸入している「米国産兵器最大輸入国」でもある。韓国に次いで米国からの輸入が多かったのは、イスラエル(13%)、UAE(11%)など。
北朝鮮については、2回の核実験を実施したものの核兵器を製造したかは正式に確認できていないとし、核保有国には加えなかった。