October
17
2008
「こんにゃくゼリー製造中止」という報にふれ、実はびっくりした者の一人です。今回1歳10ヶ月の乳幼児が喉につまらせて死亡したのが原因とか。こんにゃくはゼリー(ゼラチン質)じゃないから、溶けないという認識が消費者に側にないことも大きな原因のひとつだろうし、事実僕も溶けないなんて思わなかった。というか興味がなかった。だがしかし、知らなかったからといってそれを責めてみても仕方ないことで、人名が失われたことのショックは、メーカーとして非常に大きいだろうと察します。
こんにゃくといえば、群馬の名産で、この会社には地元の農家も大きく依存しているのも事実で、もう少し小さくするとか、形をかえるとか、そういう対策をすれば何の問題もないと思いますが。ただし、「一から出直せ」なんて政治家に言われちゃったら、引いちゃうかもしれませんね。それがどういう意味なのか、分かって言ってるのか?と言いたくなるでしょうし、そういうことを無駄ばかりしてる官僚達に言ってるのか!と言いたくもなりますからね。消費者庁の設置を目指す自民党として、そういう配慮が足りないから物議をかもすんです。
事故がおきて、何とか対策をしようと考えない経営者など滅多に居ないと思いますよ。利益のために作為的に流通させちゃう例の食品問題の会社の経営者の例があるから、叩かれちゃうけれど。農家にとっても死活問題となりかねない今回の騒動の決着はもっと大人の配慮を持って!
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |