October
17
2008
このところ頻繁にお世話になっている「群馬工業技術センター」です。昔、CPUクーラーの開発を行っているとき、熱伝導に関する実験の方法や、指導をしていただいて以来、久しぶりにお世話になることになりました。こういった施設は、われわれ群馬の中小企業にとっては実に頼もしい存在なんですね。何か開発をしようとするとき、実験設備や計測方法の確立などという基本的な部分は避けて通ることはできません。さりとて、自前で全部賄うというのは非常に厳しい現実です。また法規との関連で、どうしてもしっかりした第三者機関でのデータが欲しいと言う場合も多々ありますから、こういう施設は非常に重要な意味を持ちます。
「箱物行政」という批判がすぐに巻き起こりそうな立派な建物(苦笑)。概観のデザインはいかにも「工業技術」をイメージしたシャープな造形で、よく見ると外壁にはアルミの引き抜き材がふんだんに使用されています(ちょっと感動です!)。内部もまた素晴らしいの一言です。シャープなイメージを訴求してゆくと、やはりアルミ素材は欠かすことの出来ないものらしいです。そういえば、「群馬県立美術館」もまた、アルミ素材の造形で有名ですが、ここも素晴らしいです。
将来、このような社屋で仕事できるようになったら・・・そのくらいの「夢」を見ながら頑張りたいですね。
Posted by 有海啓介 | この記事のURL |