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	大阪府教委らが内定取り消し防止を要請
	不正ＤＭ黙認の郵便事業会社幹部ら２人略式起訴
	祈りと誓いの集い　附属児童殺傷事件から８年
	「漢検」大久保親子を起訴
	京丹後市職員「業者から持ちかけられた」
	重大事故相次ぐ　トレーラー事故防止を呼びかけ
	禁煙ポスターにカメラ　女子トイレで盗撮
	祇園祭　今年のお稚児さんは親子２代
	１０か９だけ…「当確」そろばん
	「ネットパトロール」対策委員会を設置
	ハッチョウトンボの羽化
	京丹後市長が謝罪　入札妨害で職員逮捕
	カミツキガメを捕獲　堺市の池
	妖怪画が大集合
	京丹後市職員　偽計入札妨害で逮捕

最終更新日時：2009年6月9日 06:09

大阪府教委らが内定取り消し防止を要請

高校生の厳しい就職状況をうけ、大阪府教育委員会などが、採用枠の拡大と内定取り消しの防止などを、関西経済連合会に要請しました。８日午後、大阪府教委や大阪市教委の教育長らは、そろって関西経済連合会を訪れました。大阪府内の高校では就職内定率が９５．９％と、去年よりも０．７ポイント落ち込んで、３００人以上の生徒の就職先が決まっておらず、また１１人の生徒が内定取り消しを受けるなど、厳しい状況となっています。こうしたことから府教委などは、採用枠の拡大と内定取り消しの防止などを、関西経済連合会に要請しました。大阪府教育委員会の中西正人教育長は「関係機関と連携して、高校生の就職が出来るだけ進むように、学校をあげて取り組みを進めていきたい」と話しました。この要請を受けて関経連は「委員会などを通じて、企業に周知をはかっていきたい」と話していました。

( 2009/06/09 0:17: 更新)

不正ＤＭ黙認の郵便事業会社幹部ら２人略式起訴

障害者団体用の郵便割引制度の悪用を黙認したとして先月大阪地検特捜部に逮捕された郵便事業会社の支店長らが略式起訴されました。郵便法違反の罪で略式起訴されたのは、郵便事業会社新大阪支店長の山本光男被告５９と、新東京支店総務主任の鈴木智志被告４０です。起訴状によると山本被告は去年、青汁で知られるキューサイなどによるダイレクトメール約１４０万通について不正な発送を黙認したとされます。また、鈴木被告はおととしベスト電器について同様に約１３０万通の発送を黙認したとされます。２人が免れさせた郵便料金は合わせて３億円あまりで共に罪を認めているということです。特捜部は不正が郵便事業会社の組織ぐるみとみていて、２人だけに重い処罰を求めるのは酷だと判断し略式起訴にとどめたということです。

( 2009/06/09 0:17: 更新)

祈りと誓いの集い　附属児童殺傷事件から８年

大阪教育大学附属池田小学校で８人の児童の命が奪われた児童殺傷事件から８日で丸８年となり、追悼式が行われました。
８年前の同じ日、大阪教育大学附属池田小学校に包丁を持った男が乱入し、８人の児童の命が奪われ１５人が重軽傷を負いました。あれから８年、追悼式には犠牲になった児童の遺族や在校生約１５００人が出席して黙祷が捧げられ、児童の代表が「命の尊さ・友達の大切さ・仲間と支えあい、協力し合うことの素晴らしさを心に刻み、決して忘れずに伝えていく」と誓いの言葉を述べました。事件で娘を亡くした酒井智恵さんは「前は事件を経験した人が同じ思いで感じ取ることが出来たが、今は何を祈り、何を誓うか言葉に出して、みんなが再認識する場に変わってきたと思う」と話しました。
この事件を契機に、小中学校では警備員の配置が進みましたが、大阪府の橋下知事による財政再建で、市町村は今後、府からの補助金が見込めなくなっています。橋下知事は「学校の安全は基礎自治体や、地域の皆さんで守ってほしい」と話しました。
附属池田小では今年度から全学年で「安全科」の授業を始めていて、校長は追悼式で「学校が安全・安心な場所であることの大切さと、その切なる願いを伝え続けていく」と述べました。

( 2009/06/08 19:33 更新)

「漢検」大久保親子を起訴

大久保昇被告

日本漢字能力検定協会の前理事長親子が不透明な取引で協会に損害を与えたとされる事件で、京都地方検察庁は８日、２人を起訴しました。
漢検協会の前理事長・大久保昇被告（７３）と、長男で前副理事長の浩被告（４５）は、自分たちが役員を務める関連会社「メディアボックス」と協会の実態のない取引をでっちあげ、協会に損害を与えた背任の罪に問われています。取引は約３年半で３３回・２億６０００万円近くにのぼるとされます。当初、容疑を否認していた２人ですが、昇被告は「協会や世間のみなさまに大変申し訳ない」と、浩被告は「協会の私物化について間違いありません」と反省の言葉を口にしているということです。２人は現在拘置所に留置されていますが、弁護人は「昇被告には持病があるので、在宅での捜査を要望したい」としています。

( 2009/06/08 19:35 更新)

京丹後市職員「業者から持ちかけられた」

京丹後市役所の捜索

京都府京丹後市の職員が、公共工事の入札をめぐり予定価格の情報を業者に漏らしたとして逮捕された事件で、職員が「業者から持ちかけられた」と話していることがわかりました。
京都府警は、競売入札妨害の疑いで逮捕した京丹後市の主任技師・稲川昭容疑者（４９）の勤務先などを８日午後、捜索しました。調べによりますと、稲川容疑者は今年３月、京丹後市が発注した市道の拡幅工事の予定価格の元となる情報を、建設会社社長の米田寛行容疑者（５０）に漏らした疑いがもたれています。その後の調べで稲川容疑者が「予定価格を教えるように米田容疑者から持ち掛けられた」と供述していることが新たにわかりました。今回の事件を受けて、京丹後市の中山泰市長が謝罪し「二度と決して、このようなことが起きないよう再発防止に尽くしたい」と話しました。京都府警では、ほかの工事でも入札妨害の疑いがないか調べを進めています。

( 2009/06/08 19:32 更新)

重大事故相次ぐ　トレーラー事故防止を呼びかけ

全国でトレーラーによる重大事故が相次いでいるのを受けて、大阪府警などが運転手らに注意を呼びかけました。
大阪府警や近畿運輸局は８日午後、大阪市住之江区の大阪港咲洲トンネルなどでトレーラーの運転手に事故防止に向けたビラ配りやアンケート調査を行いました。大阪では先月１２日、阪神高速・守口線を走るトレーラーからコンテナが外れて反対車線の車に衝突し、６人が重軽傷を負いました。またその翌日には、名古屋市でも横転したトレーラーに乗用車が巻き込まれ、２人が死亡するなど大きな事故が相次いでいます。大阪の事故ではコンテナの落下を防ぐための装置が４つのうち、２つしかロックされていなかったため、ロックがきちんとされているかもあわせて点検されました。その結果、対象となった１１０台のうち、約１割が不十分だったということで、大阪府警は安全確認の徹底を強く呼びかけていました。

( 2009/06/08 19:32 更新)

禁煙ポスターにカメラ　女子トイレで盗撮

女子トイレの「禁煙」の貼り紙。その裏側にはカメラが仕掛けられていました。
女子トイレにあった「禁煙」の貼り紙。しかし、よく見ると小さな穴が開いています。先月１８日、大阪市西区のビルの女子トイレで盗撮をしたとして、派遣社員・小林中容疑者（３２）が逮捕されました。盗撮用のカメラは、貼り紙の裏の発泡スチロールに仕込まれていました。小林容疑者は「女性の恥ずかしい姿を見て楽しむため、２年前からやっていた」と供述しています。

( 2009/06/08 19:33 更新)

祇園祭　今年のお稚児さんは親子２代

今西優太朗くん

ことしの祇園祭のクライマックス・山鉾巡行で長刀鉾に乗るお稚児さんが発表されました。なんと親子２代での大役です。
今年のお稚児さんに決まったのは、京都市の小学３年生・今西優太朗くん（８）です。お稚児さんは祇園祭の山鉾巡行で先頭の長刀鉾に乗り込み、太刀でしめ縄を切って巡行の始まりを告げる重要な役を担います。優太朗くんの父・善也さんも２６年前の祇園祭でお稚児さんを務めていたとあって、記者会見の受け答えも堂々としたもの。お父さんよりかっこよくやりたいか、との質問に「もちろんです。長刀をやるのが楽しみです」とはきはきと答えていましたが「（緊張で）あまり眠れませんでした」と、子どもらしい一面も覗かせていました。今後、お稚児さんは補佐役の禿(かむろ)に選ばれた２人とともに様々な神事に参加したあと、祭のクライマックス・山鉾巡行を迎えます。

( 2009/06/08 19:29 更新)

１０か９だけ…「当確」そろばん

そろばんの産地・兵庫県小野市で、総選挙をにらんだある新製品が開発されました。持てば「当選確実」なのだそうです。
そろばんメーカーが作った新商品。なんと、玉が一桁分しかありません。しかも玉は一つしか動かせず、１０か９しか表すことが出来ません。一体このそろばん、何に使うのでしょうか。開発したそろばんメーカーの社長に聞いてみると…。
「このそろばんは１０か９しか表せない。つまり１０（とお）か９（く）で『当確』ということです」（そろばんメーカー「ダイイチ」宮永英孝社長）。
実はこれ、来たる総選挙に向けて間もなく発売される「当選確実」の縁起を担いだお守りなんです。
そろばんの産地として有名な兵庫県小野市。しかし、授業でそろばんを使わなくなったり、電卓が普及したりしたため、出荷額は年々減り続けています。また、そろばん職人の後継者不足にも頭を悩ませていて、小野市では産業自体が危機を迎えているのです。そこで、再びそろばんに注目を集めようと、このお守りが開発されました。
「これは播州そろばんが生み出した不景気応援グッズ。『当確』ということで、皆さんに知っていただければ、播州そろばんの未来はバンザイ三唱です」（宮永社長）。
この当確お守りは、今月１１日からインターネットのほか衆議院と参議院の議員会館で売り出されるということです。

( 2009/06/08 19:30 更新)

「ネットパトロール」対策委員会を設置

有害情報の対策にあたる

インターネット上での犯罪やいじめなどから青少年を守ろうと和歌山県はネットパトロールを始めることを決め、８日、対策委員会を発足させました。
和歌山県では県内の大学や行政・警察の関係者などから１５人を選び、有害情報の対策にあたる委員会を発足させました。８日、初めて開かれた会議ではインターネットを通じて少女の買春が行われたことなどが報告され、事態の深刻さと対策の必要性が訴えられました。県では９日からＮＰＯ法人と協力して個人のブログや学校の裏サイトなどのネットパトロールを開始します。違法な書き込みがあった場合は警察に捜査を依頼するほか、学校や個人が特定されている悪質ないじめなどについては教職員による生徒指導が行われるということです。

( 2009/06/08 14:14 更新)

ハッチョウトンボの羽化

ハッチョウトンボ

和歌山県古座川町では、世界で最も小さいトンボ、「ハッチョウトンボ」が今年もふ化を始め、湿田を飛び回っています。こちらがハッチョウトンボです。世界最小のわずか２センチで、オスが色鮮やかな朱色に対して、メスは縞模様があり見分けやすくなっています。和歌山県古座川町の大谷湿田は、近畿最大のハッチョウトンボの生息地として知られ、町が自然保護区として買い取った休耕田でトンボの住みよい環境を整えています。ハッチョウトンボはおよそ１０年前までは日に数匹しか見つからず絶滅も心配されましたが、保護活動が実り数も増え始めていて、いまでは２～３００匹が生息しているということです。

( 2009/06/08 14:13 更新)

京丹後市長が謝罪　入札妨害で職員逮捕

市では初の電子入札が行なわれたが、不正を防げず

京都府京丹後市の職員が公共事業の入札で、価格情報を漏らしたとして逮捕されたことを受け、市長が謝罪しました。京丹後市の主任技師・稲川昭容疑者（４９）は、市道の拡幅工事の予定価格の元になる情報を地元の建設会社「大建」の社長・米田寛行容疑者（５０）に事前に漏らして、工事を落札させたとされます。「大建」は最低制限価格と全く同じ約６４８４万円で落札しました。この工事では、市にとって初の電子入札が行なわれましたが、不正を防ぐことはできず、市長が会見を開いて謝罪し、「決して二度とこのようなことが起きないよう再発防止を行う」としました。２人は容疑を認めているということで、京都府警では８日午後にも市役所などを捜索して、さらに調べを進める方針です。

( 2009/06/08 14:02 更新)

カミツキガメを捕獲　堺市の池

中学生が魚とともに釣り上げる

７日午後、大阪府堺市の池でカミツキガメとみられるカメが見つかり、警察に捕獲されました。捕獲されたのは、体長約４０センチの北米などが原産のカミツキガメとみられます。先のとがったものなどを顔に近づけると、大きな口を開けて噛み付いてきます。調べによりますと、７日午後６時ごろ、堺市北区の池で中学２年生の男子生徒が釣りをしていたところ、魚とともにカメを釣り上げました。その後、男子生徒が警察に通報し、駆けつけた警察官によって捕獲されたということです。カミツキガメは生態系に影響を与えるとされる特定外来生物に指定され、外来生物法で許可なく飼育することや野外に放すことなどが禁じられています。カメはペットとして飼われ、捨てられた可能性もあるとみて、警察は持ち主がいないか確認をする方針です。

( 2009/06/08 12:38 更新)

妖怪画が大集合

江戸時代から現代までの妖怪の絵巻物やマンガを展示

江戸時代から現代にいたるまでに描かれた、妖怪の絵巻物やマンガの展示会が兵庫県姫路市で開かれています。キツネのお化けに瓶のお化け。様々な妖怪が一堂に介したこの展示会は、江戸時代に描かれた妖怪の絵が妖怪マンガの原点ととらえ、その移り変わりを紹介しています。会場には、江戸時代に描かれた妖怪の絵巻物や図鑑、それにマンガの原画まで、約３５０点が展示されています。妖怪画の中でも、２７種類の妖怪が描かれた「化物尽くし絵巻」は妖怪の絵と物語が一緒に書かれた貴重なものです。このほか、妖怪物語の１シーンを再現したものや、目の錯覚を利用してお化けを作り出す体験コーナーもあって、大人から子供まで楽しめる展示会となっています。特別展「妖怪天国ニッポン」は今月１４日まで開かれています。

( 2009/06/08 12:31 更新)

京丹後市職員　偽計入札妨害で逮捕

京都府京丹後市の公共工事の入札で予定価格の情報を事前に漏らしたなどとして、京都府警は市の主任技師らを逮捕しました。競売入札妨害の疑いで逮捕されたのは京丹後市の主任技師・稲川昭容疑者（４９）と地元の建設会社「大建」の社長・米田寛行容疑者（５０）です。京都府警によりますと、稲川容疑者は、今年３月に市が発注した市道の拡幅工事の入札で、工事価格の元になる情報を米田容疑者に事前に教え「大建」に工事を落札させたとされます。この工事で京丹後市では初めてとなる電子入札が行なわれましたが、「大建」は最低制限価格と同額で落札し、不正を防ぐことはできませんでした。２人とも「間違いありません」と容疑を認めているということで、京都府警は８日午後にも市役所などを捜索しさらに調べを進める方針です。

( 2009/06/08 8:40: 更新)

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