中日新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 三重 > 6月9日の記事一覧 > 記事

ここから本文

【三重】

柿本人麻呂や小野小町がずらり 色とりどりの歌人絵手紙展示

2009年6月9日

絵手紙で描かれた小倉百人一首の読み手百人=伊賀市上野東町で

写真

 伊賀市で7月に開かれる「全国高校総合文化祭みえ09年」の小倉百人一首競技にちなみ、登場する歌人百人を描いた絵手紙展が、同市上野東町の百五銀行上野中央支店で開かれている。26日まで。

 市内の絵手紙サークル「絵手紙いろは」が、市内で開かれる高文祭を盛り上げようと昨年末から製作。会員36人が、小倉百人一首かるたの読み手百人の絵札を色紙大の紙に顔彩で仕上げた。

 柿本人麻呂や紀貫之、小野小町など歌人一人一人を違った表情や衣装で色とりどりに表現。訪れた人たちが歌と併せて作品を楽しんでいた。

 サークルの森田満枝代表(64)は「全国から訪れる高校生を温かく迎えたいと思い企画した。百人一首は恋の歌が多いので絵手紙としても面白い」と話していた。

 高文祭の小倉百人一首競技大会は、7月30日から8月1日まで、伊賀市の県ゆめドームうえので開かれる。

 (平井良信)

 

この記事を印刷する

広告
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ