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産廃処理場:岐阜の現金発見 紙幣は400万円分にも

岐阜県本巣市数屋の産業廃棄物処理工場で見つかった1万円札=岐阜県警北方署で2009年6月6日、三上剛輝撮影
岐阜県本巣市数屋の産業廃棄物処理工場で見つかった1万円札=岐阜県警北方署で2009年6月6日、三上剛輝撮影

 6日午前10時ごろ岐阜県本巣市数屋、産業廃棄物処理会社「山京興産」から「産廃処理工場で作業中に多額の紙幣を見つけた」と県警北方署に通報があった。紙幣は、原形をとどめている1万円札約300枚と1万円札の破片約400枚で、総額は400万円以上だったとみられる。同署は持ち主や捨てられた経緯を調べている。

 北方署によると、同社は産業廃棄物を引き受けて分別、リサイクルする中間処理業者。6日は午前8時ごろから同社工場で愛知、岐阜両県内のビル解体現場などから出たコンクリート片を従業員2人で処理していた。午前9時半ごろ、高さ約10メートルのベルトコンベヤーから紙幣の破片が落ちてくるのを男性従業員(59)が見つけ、コンベヤー上のコンクリート片を確認すると、中から1万円札がまとまった状態で見つかったという。【山田尚弘】

毎日新聞 2009年6月7日 9時30分(最終更新 6月7日 11時46分)

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