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中川秀直 「民主党は矛盾」
自民党の中川秀直議員が、自身のブログで、郵政民営化に後ろ向きな民主党を批判している。
郵政民営化について、民主党はマニフェストとして明らかにしていないが、国民新党とともに日本郵政の株式売却凍結案を掲げている(実質国営継続)。また、「かんぽの宿」問題で、民主党ら野党3党チームは「売却額が不当に廉価だった」として、郵政民営化の旗印ともいわれる日本郵政・西川社長を刑事告発してもいる。
そんな郵政民営化に後ろ向きな民主党に対して、改革推進・上げ潮派で知られる中川議員は、自身のブログで真っ向批判。「民主党の『郵政官営化』と『脱官僚』=『霞が関改革』は矛盾している。郵政国営化・官営化しておいて、どうやって『脱官僚』をするのだろうか。」と、政策の矛盾点を指摘している。そして、民営化路線を鮮明にするため「西川社長続投を決めよう」と提案していた。
鳩山邦夫総務相を筆頭に与党内からも西川辞任論が飛び出しているが、中川議員は、西川社長には続投してもらい、あくまでも民営化を断行すべきといった考えがあるようだ。
(秋井貴彦)
■参考サイト
中川秀直オフィシャルブログ「From HIDENAO」
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