9月25日付雑記で紹介した
「天乃家アルビノ四姉弟」を覚えておいででしょうか。
本日は彼らのその後についてご報告します。（せんでいいて）
まず、長女氷華。彼女は、Ｎ様宅Ｈ嬢へのリスペクトをこめて交神相手は「やたノ黒蝿」と決めておりました。
都合よく天乃家ではまだやたさんを解放していなかったため、早速氷華を隊長にして孤高の兜かぶせて、自らかの神様を解放してもらいました。
これで物語的にも盤石……と、思ってたのです、が……
元服時、「氷華様は、
水の男神にご執心」とイツ花が…………
やたさんお気に召さなかったみたい ＿|￣|○
ひ、Ｈさん顔の娘がやたさんを振るとは何たること……！（動揺）
しかもまた水の男神かよ！ 何でうちの娘は八百万家の海月といい藤原家の空蝉といい、水の男神なんてレアにしてコアな集団に目を付けるのか……
万屋玄亀は例によってまだ解放してないし、蛇麻呂は直系の先祖が交神してるから、残るは中竜か河童かナメ……
……ナメかなぁ……ナメなのかなぁ……奉納点ならどうにか間に合わないことないからなぁ……
せっかくの恋愛計画を、本人の嗜好でオジャンにされるとは思いませんでした（滅）。
まあ、イツ花がそう言ってるだけだからと見なかったフリしてもいいけど……ついでに、その直後に氷華は流行病にかかって庭でスッポンポンで逆立ち（……）したりしてたので、その発言も正気ではなかったのだと言い張ることもできるけど。
でもやっぱ、めったにない本人の主張は大事にしたいもんな…………ナメか…………
さらに、一月遅れて元服した下の男双子、雅雪隆雪ですが。
冬至ソックリの雅雪の交神相手は、橘家から「仙女橘」こと乃々花を分社して、二人の顔並べて見るのを楽しみにしてました。
趣味だけじゃなくて素質の相性も良いんです。乃々花は、父系母系とも心技は文句なしに高いけど体はからきしなんですよね。（母・六ツ花御前、祖母・春野鈴女）
逆に双子息子たちは父経由で火車丸の素質を継いで、顔に似合わずバリバリの肉体派なのです。きっと涼しい顔で火薬の反動に耐えたり強弓を引いたりしてるんでしょう。
だからこそ、うまいこと補い合ってちょうどいいよね〜と思ってたのに、
雅雪の元服時コメント
「長所を伸ばして子供に伝えたい」 ……肉体派を極めたいらしいです。（頭痛）
そして隆雪の方が、
「自分の弱点を補ってくれる女神様をお望み」……お前乃々花と交神するか？（遠い目）
かように、ことごとくこちらの意向に逆らった意思表示ばかりしてくれる彼ら。
何と言いますか、
理不尽に押しつけられた運命に抗おうとする強烈な自意識を感じますね！（毒）
「オレはオレだ！」というアイデンティティの叫びが聞こえてきます……璃羽の遺言見た時にも聞こえたな……
ちなみに次女雪華は、元服を目前にして
戦死しております……（滅）
それで氏神昇天できたからまだよかったけど……。実は雪華は、氷華より氏神奉納点は低いのに寿命は長く、普通にしてたら昇天できないところだったのでした。
だから、当主にして討伐延長して……とか苦しい計画練ってたので、怪我の功名と言えなくもない……氷華も一緒に倒れて敗退してて、二人いっぺんに死なれたらどうにもならないところだったから、死んだのが彼女の方だけでまだよかった。いや、どっちも死なないのが一番ではあったが。（そもそもザコに敗退するようなプレイするなよ）
気が早いけど、次に生まれる予定の璃羽顔の息子の交神相手にしようかなーと思っている。２周目梧桐家で、雪華顔のアサヒと璃羽顔の汀はカポーであるという設定なので。
……また縁談をぶちこわすような発言されないといいがな。
続きには、ある日の天乃一族の会話を少し。口調は、今でっちあげた。（滅）
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ある日の一族の会話：出陣編
時雨：「よーしお前ら、鎧着たか、武器持ったか、携帯袋に予備の大筒入ってるな」
雅雪：「おう！ バッチリ！」
時雨：「……待て雅。今月は雨季が出るからお前はいいんだ」
雅雪：「えー！？ だって、隆が行くのに何で俺は留守番なんだよー！」
時雨：「討伐隊が四人までだからだ」
雅雪：「やだやだやだ俺も隆と行く！ 隆と一緒がいいー！！」
時雨：「ごねるな喧しい！ 青嵐！ この聞き分けないチビの首に縄かけて柱に繋いどけ」
青嵐：「ご自分でなさって下さいよ……」
時雨：「バカ言え。自分の息子にそんな非道い真似が出来るか」
青嵐：「やれと命じる時点で十分非道いですよ！」
ある日の一族の会話：縁談編
青嵐：「雅、お前に見合い幻灯が来てるんだが」
雅雪：「俺に？ どれどれ？ ……ふーん……」
青嵐：「どうだ？」
雅雪：「んー。あんまり好みじゃない」
青嵐：「そ、そうか？ 可愛いと思うけどな」
雅雪：「顔はどうでもいいよ。それより素質がさー、体弱そうじゃん」
青嵐：「でも心技が高いだろ。お前は技が低いんだから、そこを考慮して……」
雅雪：「やだ。俺もっと丈夫そうな女がいい。そうだなあ、この……吉焼天摩利とか！」
青嵐：「それはちょっと……奉納点が……」
雅雪：「何だよー。氷華姉が希望出した神様はもっと高かったじゃんかよー」
青嵐：「……まあ……希望するだけならタダだしな…………雅の希望は吉焼天摩利、と」
雅雪：「ん、当主様にゆっといて」
青嵐：「わかった。じゃあその幻灯は返して…………隆？」
隆雪： （見合いの釣書をじっと見ている）
青嵐：「……気に入ったのか？」
隆雪： （頷）
青嵐：「……そうか……じゃあ……それも当主様に言っとくよ……」
時雨：五代当主。剣士。アルビノ四姉弟の母。男前。女下3左1全身水。
雨季：六代当主。大筒士。時雨の従妹で彼女もアルビノ。女上1左2。
青嵐：初代第二子家系の槍使い。氷華雪華より３ヶ月年上。男下5左2
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