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去年４月に民営化された氷見市民病院について堂故市長は先月、富山大学附属病院を訪れ、改めて医師の確保などについて協力を求めたことを明らかにしました。
これは９日に堂故市長が定例記者会見で明らかにしました。
堂故市長は先月上旬、金沢医科大学の幹部３人と共に４月に新しく就任した富山大学附属病院の遠藤俊郎院長を訪ね、富山大学、金沢大学、金沢医科大学の３つの大学間で医師の確保などについて協議する連携協議会の開催へ向けて協力を求めたということです。
大学間連携協議会は氷見市民病院の民営化に伴って、設置へ向けた準備会が立ち上げられられましたが途中、富山大学が「現場の医師と十分、意見交換がなされていない」などとして準備会を離脱し、民営化後も現在まで協議会は開かれていません。
堂故市長の要請に対し、富山大学附属病院の遠藤院長は、地域医療を守るためにも大学間の協力は不可欠で、協議会についても存続すべきとの考えを示したということです。
しかし、民営化にあたっては、富山大学が内科医を中心に医師を引きあげたという経緯もあり、もうしばらく時間が必要との見解を示したということです。
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