6月1日のながさきニュース
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長崎新聞
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【動画】漂着ごみ清掃で日韓交流 対馬、釜山外語大生ら約200人参加
韓国・釜山市の釜山外国語大生と対馬市民が漂着ごみを拾いながら交流し、環境問題を考える「日韓市民ビーチクリーンアップ」が5月30、31の両日、対馬市内であった。
対馬は韓国まで約50キロと近く、海流に乗って韓国や中国などからごみが大量に漂着している。海岸清掃はこうした現状を受け、2003年に始まり、7回目。
30日は荒天で旅客船が欠航し、釜山外大生は参加できなかったが、市民約100人が上県町田ノ浜の海岸を清掃し、約100立方メートルのごみを回収した。
31日は豊玉町貝口のタクモテ海岸であり、同大生ら103人と、住民はじめ、中高生、市職員、環境美化団体、県産業廃棄物協会対馬壱岐支部など地元から約110人が参加した。海岸にはプラスチック製の漁具や漁網、発泡スチロール、ペットボトルなどが散乱しており、121立方メートル分を拾った。
同大1年のベ・ジョンヒョンさん(18)は韓国の町中にごみ箱が少なく、ポイ捨てが多いことを挙げ、「ごみ箱を町に増やした方がいい」、同大2年の押田海香さん(19)=対馬高卒=は「対馬に流れないようごみ箱にきちんと捨てたい」と話した。
同大1年のカン・チャンミンさん(18)は「やりがいがある。掃除をしながら日韓が仲良くなれれば」、加志々中2年の大浦千沙都さん(13)は「韓国のごみが多いので一緒に拾ってくれると交流もできていい」と意義を語った。
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