2009年6月9日 12時26分更新
空き巣の被害にあった札幌市の24歳の男が、空き巣の犯人の男の供述から部屋の中に大麻を隠し持っていたことが発覚し、大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。
大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは札幌市豊平区平岸6条12丁目のアルバイト作業員、石原大輔容疑者(24)です。
警察によりますと、石原容疑者は、ことし3月、アパートの部屋に空き巣に入られ、パソコンを盗まれたとして警察に被害届を出していました。
ところが、近所にある別のアパートに空き巣に入った疑いで逮捕された29歳の無職の男が、石原容疑者の部屋に空き巣に入った際に大麻を見つけたと供述しました。この供述に基づいて警察で捜査を進めたところ、8日午後7時過ぎになって、石原容疑者が犯人の供述通り、80グラムあまりの大麻を自分の部屋の中に隠し持っていたことなどを認めたため、大麻取締法違反の疑いで逮捕しました。警察では大麻の入手経路や動機などについて詳しく調べています。